戦後ドイツと知識人―アドルノ、ハーバーマス、エンツェンスベルガー

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戦後ドイツと知識人―アドルノ、ハーバーマス、エンツェンスベルガー

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  • サイズ 46判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409031360
  • NDC分類 361.234
  • Cコード C3010

内容説明

アドルノを起点に照らされる知識人たちの理論と実践。知識人の言葉は、真空空間で生み出されるわけではない。戦後民主主義を模索するドイツで、思想家・文学者たちはどのような現実と格闘していたのか。書籍、講演、学生運動との討論等の分析から、自己省察と対話を掲げ葛藤する知識人の新たな姿を描く。

目次

第一章 「自己省察」的な知識人の始まり
第二章 アドルノによる二つのハイネ講演、あるいは文化批判と社会
第三章 押しよせる抗議運動の波とアドルノによるメディア実践―ゲーレンとのテレビ・ラジオ対談
第四章 ハーバーマスとアドルノの結節点―「自己省察」的な社会批判の射程
第五章 国家と抗議、ハーバーマスから見た六八年―ゲーレンによる制度論との対峙
第六章 詩と社会をめぐるエンツェンスベルガーの問題圏―アドルノへの批判的応答、『点字』から『時刻表』へ
第七章 歴史を媒介とした文学と政治的実践の架橋―『時刻表』に隠された「さまざまな五つの詩」
第八章 作家、そして知識人としてのエンツェンスベルガー―『ハバナの審問』における「自己省察」の文学的創出
終章 後期近代における知識人の役割

著者等紹介

橋本紘樹[ハシモトヒロキ]
1992年、滋賀県生まれ。専門は、47年グループやフランクフルト学派を中心とする現代ドイツ文学・思想。九州大学大学院言語文化研究院助教。松山大学経済学部特任講師を経て、2023年度より現職。主要論文に「アドルノにおけるハイネ講演、あるいは文化批判と社会」日本独文学会機関誌『ドイツ文学』第156号(第59回ドイツ語学文学振興会奨励賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Go Extreme

2
ドレフュス事件 知識人のあり方 サイード プロフェッショナリズム批判 専門知 政治のスポークスマン 危険性 普遍性 とは異なるもの 希求 フーコー 特定的知識人 役割拡大 自己省察 的な知識人 思考する主観性 文化批判と社会 戦後ドイツへの構想 ハイネ論 文化観 社会批判 聴衆の理解への力点 ハイネの詩 ユダヤ性の観点からの解釈 ゲーレンとの討議 メディアでの振る舞い 公共圏の構造転換 市民的公共圏の理念 自己省察 ゲーレンという参照軸 国家像 アドルノ アウシュヴィッツ以後の詩 「自由の石」アンチテーゼ2025/05/19

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