出版社内容情報
データ資本主義の見取り図
GAFAに代表されるデジタルプラットフォーム企業は、なぜ現代資本主義の中心に躍り出たのか。そして資本主義の何を変えたのか。戦後の経済史を振り返り、プラットフォーム企業を資本主義的生産様式の中に置き直すことで、その特質と本質をかつてないほど鋭くコンパクトに分析する。「加速派政治宣言」で知られる注目の哲学者・経済思想家による初の単著にしてベストセラー、待望の翻訳。
「本書は今日の各種デジタル産業の基本的構造を、その歴史的経緯を掘り下げつつ、きわめて明晰かつコンパクトに解説した一冊である。本書が現状を理解するための最適な手引き書の一冊であることを今一度強調しておきたく思う。」(訳者あとがきより)
◎目次
謝辞
イントロダクション
第一章 長い停滞
戦後特例の終わり
ドットコム・バブルとその崩壊
二〇〇八年の経済危機
結論
第二章 プラットフォーム資本主義
広告プラットフォーム
クラウド・プラットフォーム
インダストリアル・プラットフォーム
プロダクト・プラットフォーム
リーン・プラットフォーム
結論
第三章 プラットフォーム大戦争
さまざまな傾向
数々の挑戦
将来起こり得ること
訳者あとがき
参考文献
内容説明
GAFAに代表されるデジタルプラットフォーム企業は、なぜ現代資本主義の中心に躍り出たのか。そして資本主義の何を変えたのか。戦後の経済史を振り返り、プラットフォーム企業を資本主義的生産様式の中に置き直すことで、その特質と本質をかつてないほど鋭くコンパクトに分析する。「加速派政治宣言」で知られる注目の哲学者・経済思想家による初の単著にしてベストセラー、待望の翻訳。
目次
第1章 長い停滞(戦後特例の終わり;ドットコム・バブルとその崩壊;二〇〇八年の経済危機 ほか)
第2章 プラットフォーム資本主義(広告プラットフォーム;クラウド・プラットフォーム;インダストリアル・プラットフォーム ほか)
第3章 プラットフォーム大戦争(さまざまな傾向;数々の挑戦;将来起こり得ること)
著者等紹介
スルネック,ニック[スルネック,ニック] [Srnicek,Nick]
1982年、カナダ生まれの哲学者、思想家。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで博士号を取得。現在はキングスカレッジ・ロンドンのデジタル・ヒューマニティーズ学部でデジタルエコノミーについて教鞭をとる
大橋完太郎[オオハシカンタロウ]
1973年生まれ。神戸大学大学院人文学研究科教授
居村匠[イムラタクミ]
1991年生まれ。秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nbhd
34
河村祐介
T F
思弁的プリキュア