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出版社内容情報
2012年秋、スピヴァクは京都賞受賞を機に来日、各地で四つのスピーチをおこなった。世界的な思想家、教育者、社会活動家となったいま、あらためて自身の来歴と活動をふまえ、グローバル化における人文学的想像力や民主主義の再考などについて、時にやさしく、時に力強く私たちに呼びかける。
【著者紹介】
1942年、インド・カルカッタ生まれ。渡米後、コーネル大学にて、ポール・ド・マンに学ぶ。現在、コロンビア大学教授。邦訳書に『サバルタンは語ることができるか』(みすず書房, 1998年)、『ポストコロニアル理性批判──消え去りゆく現在の歴史のために』(月曜社, 2003年)、『スピヴァクみずからを語る――家・サバルタン・知識人』(岩波書店, 2008年)、『スピヴァク、日本で語る』(本橋哲也ほか訳、みすず書房、2009年)などがある。
内容説明
2012年秋、スピヴァクは京都賞受賞を機に来日、各地で四つのスピーチをおこなった。世界的な思想家、教育者、社会活動家となったいま、あらためて自身の来歴と活動をふまえ、グローバル化における人文学的想像力や民主主義の再考などについて、時にやさしく、時に力強く私たちに呼びかける。
目次
1 いくつもの声
2 翻訳という問い
3 グローバル化の限界を超える想像力
4 国境のない世界
著者等紹介
スピヴァク,ガヤトリ・チャクラヴォルティ[スピヴァク,ガヤトリチャクラヴォルティ] [Spivak,Gayatri Chakravorty]
1942年、インド・カルカッタ生まれ。17歳でカルカッタ大学プレジデンシィ・カレッジを卒業し渡米。コーネル大学でポール・ド・マンに学び、W・B・イェイツの生涯と思索を研究した博士論文“Myself Must I Remake”(Crowell,1974)を提出。1976年にはジャック・デリダ『グラマトロジーについて』を英訳し、長大な序文と共に出版し注目される。デリダの哲学的方法論「脱構築」を政治・社会的領野に拡張し、人文社会学に多大な影響を与えた。現在、コロンビア大学教授。2012年京都賞思想・芸術部門受賞
星野俊也[ホシノトシヤ]
1959年、群馬県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程(国際関係論専攻)単位取得退学。国際公共政策博士(大阪大学)。現在、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授・研究科長、稲盛財団寄附講座「グローバルな公共倫理とソーシャル・イノベーション」講座長、大阪大学未来戦略機構第五部門「未来共生イノベーター博士課程プログラム」責任者、2011年度イナモリフェロー(第9期生)
本橋哲也[モトハシテツヤ]
1955年、東京生まれ。英国ヨーク大学大学院英文科博士課程修了。現在、東京経済大学コミュニケーション学部教授
篠原雅武[シノハラマサタケ]
1975年、神奈川県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位認定退学。現在、大阪大学大学院国際公共政策研究科特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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madofrapunzel
おっとー
保山ひャン
ckagami