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内容説明
「決定不可能性」と、「正義」を求める「責任ある決定」との問いを、境界設定とその通過の(不)可能性の問いへと結節させ、方途なきアポリアの経験を肯定する。境界と通過の(不)可能性の際たるものとしての「死」を、ハイデッガーの『存在と時間』から出発して論じる。
目次
1 Finis―境界・終末
2 到着を待‐期する―到着地点で待ち合う
Postscriptum アポリアの翻訳―翻訳のアポリア
「決定不可能性」と、「正義」を求める「責任ある決定」との問いを、境界設定とその通過の(不)可能性の問いへと結節させ、方途なきアポリアの経験を肯定する。境界と通過の(不)可能性の際たるものとしての「死」を、ハイデッガーの『存在と時間』から出発して論じる。
1 Finis―境界・終末
2 到着を待‐期する―到着地点で待ち合う
Postscriptum アポリアの翻訳―翻訳のアポリア