京都の近現代を歩く

個数:
電子版価格
¥2,310
  • 電子版あり

京都の近現代を歩く

  • ウェブストアに67冊在庫がございます。(2025年07月24日 19時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408651606
  • NDC分類 216.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

京都ツウを自認する人、従来の京都本やとおりいっぺんの歴史に飽き足りない人へ――。

京都ほどの政治都市はない。江戸時代の一時期を除いて、1000年以上の間、国家的な政治決定のなされた日本唯一の都市だといっていい。しかも豊臣秀吉が天下人となった時代以降については、記録や考古学的発掘に頼らなくとも、政治決定の場の実物や遺構が残っている希有な都市でもある。

歴史は断絶しているのではなく継続している。だが、政治的・文化的遺構などに関してその変遷を記述している本はほとんどない。たとえば二条城の二の丸庭園は、江戸時代後期から大正時代までは池の水が涸れ枯山水風庭園の趣だったが、現在は小堀遠州が作庭したことしか説明されない。二の丸御殿についても、明治初期の京都府庁だった歴史や京都大礼に際して新たな玄関が新造されたり絨毯敷の洋風に改造されたりしたことなど、どこにも書かれない。

京都御所や京都御苑に関しても、明治時代初期には博覧会場に変容し、荒れ果てていた時期があったことはほとんど知られていない。雅な貴族の時代や華麗な安土桃山時代がそのまま現在も残ると錯覚しがちだが、実際は大変な時代を経てきている。ところが、ほとんど洪水状態とも言える京都関連本の中で、京都の近・現代をテーマに扱う本というのは思いがけず少ない。

本書は、近・現代と直結する豊臣秀吉以降の歴史を中心に、できるだけ目に見えるものを扱う。狭い地域内で移築された建物も多いので、そうした関係性も丹念に記述した。過去を想像しながら石碑や記念碑を訪ね歩く旅も悪くないが、現在とのつながりから歴史を訪ねてみたい。

(目次)
第一章 京都駅の一五〇年
第二章 秀吉と大仏
第三章 秀吉の眠る山へ
第四章 二条城の築城
第五章 二条城の「幕末」
第六章 二条城から二条離宮へ
第七章 京都御苑の近代
第八章 平安神宮と博覧会
第九章 京都に「公園」がやってきた


【目次】

内容説明

京都の歴史の常識を疑え!また、京都を訪ねたくなる。

目次

第一章 京都駅の一五〇年
第二章 秀吉と大仏
第三章 秀吉の眠る山へ
第四章 二条城の築城
第五章 二条城の「幕末」
第六章 二条城から二条離宮へ
第七章 京都御苑の近代
第八章 平安神宮と博覧会
第九章 京都に「公園」がやってきた

著者等紹介

竹内正浩[タケウチマサヒロ]
地図や鉄道、近現代史をライフワークに取材・執筆を行う。『新幹線全史』は、日本鉄道施設協会賞(著作賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品