出版社内容情報
ゲイツ財団、世界銀行、WHO…。名だたる世界機関の中枢で、人々の命を守るために闘ってきた日本人がいる。これは、東京大学の祝辞で話題を呼んだ男・馬渕俊介の、生々しくも真摯な「挑戦の軌跡」である。キャリアの岐路、異文化の壁、チームのリーダーシップ、数々の試練をどう乗り越えたのか。マッキンゼーから世界の感染症対策の最前線へ。常に「道なき道」に立ち、自らの手で切り拓いてきたその思考と行動には、現代のグローバルエリートが学ぶべき「意思決定」の本質が詰まっている。「あなたの人生に、心から没頭できる対象はあるか?」という問いから始まる本書は、単なる成功談ではない。苦悩も葛藤も赤裸々に綴られたその言葉は、今、自らの未来を真剣に見つめるあなたの胸に、確実に刺さるはずだ。
【担当編集 コメント】
馬渕さんの挑戦の軌跡に心を揺さぶられ、自分のキャリア観が一変しました。自分は何を選び、何を守りたいのか――深く問われた気がします。読後、不思議なほど世界に飛び出したい衝動に駆られました。未来を真剣に考える全ての人へ。
内容説明
夢は彫刻のように形づくるもの。求めて行動し続けた者だけが、それを手にする。東大祝辞で全聴衆を魅了した男が書き下ろす―JICA、マッキンゼー、世界銀行、ゲイツ財団、WHO、グローバルファンド…世界の最前線を生き抜き結果を出し続けてきた“キャリア戦略”の核心。
目次
プロローグ たった一度の人生を、あなたはどう生きるか
第1章 夢を見つけ、形作る
第2章 自分で作るキャリアの船出
第3章 「わらしべ長者」のように一歩ずつ自分を育てる
第4章 失敗と経験を生かして幅を広げる
第5章 世界の緊急事態に挑む
第6章 成長できる環境を選ぶ
第7章 世界の舞台で活躍するには
エピローグ やりたいことは、待っていても降ってこない
著者等紹介
馬渕俊介[マブチシュンスケ]
1977年生まれ。東京大学卒業後、国際協力機構(JICA)、マッキンゼー日本、南アフリカオフィスを経て、世界銀行勤務。2014‐16年に西アフリカで大流行したエボラ出血熱の緊急対策を統括し、流行の収束に大きく貢献。その後ビル・ゲイツ率いるゲイツ財団で副ディレクターとしてプライマリーヘルスケア戦略の策定などを担当。コロナ禍には、WHOの独立パネルでパンデミックを二度と起こさないための国際システムの改革を提言。2022年からグローバルファンドで、途上国の保健システム強化及びパンデミック対策を統括。ハーバード大学公共政策修士、ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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