出版社内容情報
辺境の国が世界を動かした激動の記録!
混迷を極めた時代、一国の大統領が、かつては世界の辺境と見なされた自国の命運を握り、国際舞台の中心へと押し上げた壮大な物語である。
有史以来の緊張が高まる中、指導者は強硬なドナルド・トランプ大統領と金正恩委員長という、強大な勢力のトップ同士を対話の場に引きずり出すという、前代未聞の調停を試みた。軍事境界線上で交わされた極秘の「本音」の対話は、世界を驚かせ、平和への希望を生んだが、そのプロセスは、予期せぬ外部からの妨害や、相手指導者の極端な態度によって、幾度も挫折の危機に瀕した。
これは、自国の力が「先進国」へと劇的に飛躍した時代の記録である。国民の力と成熟した民主主義を外交の武器とし、危機への粘り強い対応と自立への努力が、国家の品格をかつてなく高めた。
トランプと金正恩との駆け引き、そして今なお続く半島の運命と、平和への道のりのすべてが、この一冊に凝縮されている!
【目次】
内容説明
どうやってトランプと金正恩を向かい合わせたのか。文在寅元大統領が舞台裏を初めて明かす。安倍晋三・メルケル・バイデン・習近平ら各国要人との秘話も収録。
目次
第一部 決断の瞬間、運命の日(米国と手を取り合って;バランス外交;平和オリンピックの夢を実現する;そして、板門店;決断の電撃会談;ついに米朝の首脳が向かい合う;平壌、綾羅島、白頭山;ああ、ハノイ)
第二部 誰にも揺るがされることのない国を目指して(平和を守る国防、平和をつくる国防;国家が最後まで責任を負う;高まる国の品格、地域外交と多国間外交;二度と負けません;2017年ケルバー財団演説を読む)
著者等紹介
文在寅[ムンジェイン]
大韓民国第19代大統領。1953年、慶尚南道・巨済生まれ。慶熙大学法学科卒、司法試験合格・研修院修了も、学生デモ歴で判事任用されず、釜山で人権弁護士として活動。『ハンギョレ』創刊に参加、民弁常任代表、YMCA理事、人権委員長などを務め民主化を牽引。盧武鉉政権で民情首席、市民社会首席、秘書室長。2012年総選挙で初当選、第18代大統領選は僅差落選。弾劾局面とろうそく革命を経て第19代大統領に当選し、2017年5月10日から2022年5月9日まで在任。退任後は住んでいる慶尚南道梁山市平山村に小さな町の書店である平山書店をオープンし、ボランティア活動をしている
雀鍾建[チェジョンゴン]
文在寅政権で大統領府国家安保室の平和・軍備管理秘書官、平和企画秘書官、さらに外交部第1次官を歴任し、板門店および平壌で行われた南北首脳会談の準備や、韓半島平和プロセスの実務を担った。オハイオ州立大学で政治学博士号を取得。政府の外交政策を担うかたわら国際政治学の論文を多数執筆し、最近、『平和の力』を刊行した。現在は延世大学政治外交学科の教授として復職している
蓮池薫[ハスイケカオル]
1957年新潟県柏崎市生まれ。新潟産業大学経済学部特任教授。中央大学法学部3年在学中に拉致され、24年間、北朝鮮での生活を余儀なくされる。帰国後、1年間の市役所勤務を経て、新潟産業大学嘱託職員・非常勤講師として働くかたわら、中央大学に復学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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