出版社内容情報
東京は50区からはじまった!?
都内23区が誕生するまで
「江戸幕府が長期政権を維持しえたのは江戸城の立地にあった!」
「じつは環状線ではなかった山手線」
「品川駅が港区にあり、目黒駅が品川区にあるなんとも不可解な理由」
「人気漫画の舞台・葛飾区『亀有』もともとの地名は『亀なし』だった」…… など、東京の地理や地名、地図に隠された、意外な歴史の数々を収録! 観光するだけではわからない、住んでいる人も驚く知的好奇心をくすぐる一冊。
【目次】
第一章 「江戸」から「東京」へ巨大都市のルーツをさぐる
第二章 地図から浮かびあがる東京変貌の謎
第三章 交通の発達にみる東京の過去・現在・未来
第四章 地形に隠された地理の不思議
第五章 地名から読み解く東京の歴史
※本書は2013年5月に小社より刊行された『東京「地理・地名・地図」の謎』の一部文章を加筆・修正し再刊行したものです。
内容説明
「江戸幕府が長期政権を維持しえたのは江戸城の立地にあった!」「じつは環状線ではなかった山手線」「品川駅が港区にあり、目黒駅が品川区にあるなんとも不可解な理由」「人気漫画の舞台・葛飾区『亀有』もともとの地名は『亀なし』だった」…など、東京の地理や地名、地図に隠された、意外な歴史の数々を収録!観光するだけではわからない、住んでいる人も驚く知的好奇心をくすぐる一冊。
目次
第1章 「江戸」から「東京」へ巨大都市のルーツをさぐる(江戸幕府が長期政権を維持しえたのは江戸城の立地にあった!;江戸城を守るため鬼門に建てられた寛永寺と増上寺 ほか)
第2章 地図から浮かびあがる東京変貌の謎(なぜ銀座には、橋も架かっていない場所に「○○橋」の地名が多いのか?;東京の一等地・銀座には住所がない場所が存在する! ほか)
第3章 交通の発達にみる東京の過去・現在・未来(どこからどこまでを「江戸前」と言うのか?水産庁の定義とは?;えっ、存在していなかった!?「埼京線」なる路線の真実 ほか)
第4章 地形に隠された地理の不思議(赤羽の赤い羽根とは?由来は関東ローム層に赤土にあった;どうやって引けばよいのか?山の手と下町の境界線 ほか)
第5章 地名から読み解く東京の歴史(寺にちなんでいる名のはずなのに寺の形跡がない「吉祥寺」;近未来的なイメージの「三軒茶屋」はたった三軒の茶屋から生まれた町 ほか)
著者等紹介
谷川彰英[タニカワアキヒデ]
1945年、長野県松本市生まれ。地名作家。筑波大学名誉教授(元副学長)。東京教育大学(現筑波大学)教育学部に進学し、同大学院博士課程修了。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。筑波大学教授、理事・副学長を歴任するも、定年退職と同時に地名作家に転身し、第二の人生を歩む。2019年、難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されるも執筆を継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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