特別じゃない日 思い出の映画館

稲空穂

実業之日本社（2024/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 118p／高さ 21cm
• 商品コード 9784408641225
• NDC分類 726.1
• Cコード C0095

出版社内容情報

お見合いで出会ったのは
映画好きの男と映画を知らない箱入り娘。
「私の趣味に合わせなくて良いですよ」
という男に箱入り娘がかけた言葉は
「一緒に映画を観てくれませんか？
私、行ったことがないんです」
どの巻から読んでも楽しめる連作短編コミック。


【登場する映画】
サウンド・オブ・ミュージック
ミッドサマー
新感染 ファイナル・エクスプレス
悪魔の毒々モンスター
映画クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園
スタンド・バイ・ミー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[昼寝ねこ]

シリーズ第4作。今作は全編が映画に関係するお話。冒頭のお祖父ちゃんとお祖母ちゃんの馴れ初めからグッと惹かれた。若いお祖母ちゃんがメチャ可愛い。最終話にちょっとした種明かしもあるが、それは読んでのお楽しみ。『スタンド・バイ・ミー』など、もう一度観たい！と思った作品も出てくる。今はほとんどアマプラやネトフリですませちゃうけど、好きな人と好きな映画を街の映画館で観る時間っていいなあと改めて感じた。その記憶はきっといつまでも残ると思う。もちろん『悪魔の毒々モンスター』はご遠慮させていただきますが😅

2024/11/30

[ブラフ]

シリーズ第4巻。今回は老夫婦の馴初めが映画であったというお話から、登場人物たちの映画の思い出や好み、いつ、どんな時に、誰と、どのようにして映画を観るか、または観たかというオムニバス。覚えているのは、3歳の時に両親に連れられて行った「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」。松竹映画館でお客がおらずほぼ貸し切り状態で、最前列席で大きな四角いピクニック重を広げ、薄暗い中、おにぎりやウインナーを母親に食べさせてもらいながら観たこと。客席でお弁当広げるとか、当時は緩かったんでしょうねぇ^^;

2024/02/06

[薫子]

小さい頃、シネコンなんかなくて2スクリーンくらいの映画館で硬い椅子に座りながらドラえもんの映画を観たことをゆる〜りと思い出した。幸せな記憶の一部。

2024/08/23

[ちいこ]

表紙の若かりしお２人が素敵～。ほっこりしました。

2024/01/20

[悠遠]

そこ親子なの!？な巻。映画はいいよね、あんまり頻繁にみる方じゃないけど、テレビの画面と映画館で見るのとは没入感というかドキドキ・ワクワク感が桁違いというか。お手軽感はテレビのが断然上だけどね。すぐ見れるし。作者さんの好きな映画とは全然被らなかったなー。もう吉田くん、すみかちゃん好きだよね？

2024/02/25