内容説明
山瀬翔太と燎の二人が新婚旅行から帰ってきた翌日、妙な荷物が届いた。中身は風雨にさらされた石の地蔵。真新しい胸当てには二人の名前と結婚記念日が書かれていた。差出人は熊本県人吉市の犬童悠。未知の人だった。燎はさっそく、父親に相談するが要領を得ない。数日後、その父親は熊本県五木村の山奥で死体となって発見される。隣人でもある宮之原警部に捜査を頼むと、公認会計士をしていた父親の知られざる過去が浮かび上がる…。
著者等紹介
木谷恭介[コタニキョウスケ]
1927年、大阪生まれ。私立甲陽学園卒。浅草の劇団「新風俗」、「三木トリロー文芸部」などを経て、ルポライターとして活躍。1977年頃より風俗営業の女性を題材とした小説で一躍注目を浴び、その後『赤い霧の殺人行』で旅情ミステリーの分野に進出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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