内容説明
1941年、山本GF長官より、米国との開戦を想定しての本土奇襲計画を立案するよう密命を受けた海軍航空本部長の深津中将は長期航海の経験ともなり、かつ米国との開戦を避ける手段として、欧州のユダヤ難民を迎え入れる海上輸送を計画、みずから派遣船団の護衛戦隊司令となる。待ちかまえる運命を未だ知らず欧州へと向かう、遊撃空母“扶桑”の艦上にはトンキン湾空戦のエースパイロット千葉貴子中尉の姿があった…。
著者等紹介
志真元[シマハジメ]
1969年、愛知県生まれ。TVアニメの制作進行を振り出しに、設定制作、制作プロデューサーを経験。世界名作劇場「ポルフィの長い旅」の脚本など、TVアニメ制作。TVアニメ脚本、ノベルス執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
ほりちゃんの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
16
★★★★ 美少女者かと思ったけど、むしろ出番が少ないくらいのミリオタな戦記もの。第二次大戦は詳しくないので史実と違うのか分からず、うじうじ悩む女の子の成長物語?って感じだったけど、さすがに中国の取り合いで分かってきた。四章のヨーロッパ行では、人間味のある空戦と大きく変わる歴史にエンタメ性も増して楽しかった。D2024/05/14
METHIE
1
初架空戦記モノ。 ヒロインが女性というだけで、全く媚びたところがないのがいい。 あとチートキャラならぬチート国家で丁度いいバランス感覚。2012/04/01
池田羽衣
1
題はともかくとして、十分面白かったですね。2011/09/25
YS-56
1
…これも続きがあればいいのですが。まだ乗機は中翼単葉。しかしまぁ、そのサブタイトル必要なの?2011/06/19
たかすめい
0
サブタイが全く機能してないのだけが注意というかなんというか。内容はおもしろいだけにそこだけが気になってしまう。普通に空戦ものとしても読めると思う。