内容説明
空手の達人である菅原和則は、空手を教えていた沖縄の米軍基地で無法な米兵を殺害。そのため名を変えて東京へ逃げてきていた。そんな和則に、ある人物から仕事のオファーがはいった。その驚くべき仕事とは、日本に潜入したテロリスト達を、誰にも気付かれないうちに密かに抹殺する―それこそが、影の刑事・ゴーストだった!そんなおり敦賀の原発に北の工作員が侵入したとの情報が入り、さっそく福井に向かった和則だが、その地で彼を待ち受けていたものとは―。
著者等紹介
広山義慶[ヒロヤマヨシノリ]
昭和12年、大阪市に生まれる。早稲田大学仏文科卒業。フランス語の翻訳、児童文学やTVドラマの脚本執筆など数々の仕事を経て、昭和58年長編社会派推理『夏回帰線』の発表を機に作家業に専念する。官能バイオレンスからピカレスクまで、多数の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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