内容説明
敵機動部隊を夜戦で捕捉する、という、千載一遇のチャンス。第三艦隊主力―第三戦隊の高速戦艦比叡、霧島、第一三戦隊の超大型重巡洋艦鞍馬、大雪を主力とする一四隻あまりの艦艇は、正規空母バンカーヒル、イントレピッド、軽空母カウペンス、そして彼らを護衛する二隻の駆逐艦を捕捉、砲撃を開始した。第一三戦隊の旗艦、鞍馬の艦橋はいつものようにお祭り騒ぎとなっていた。なにしろ、相手はこれまで日本海軍を苦しめてきた敵機動部隊なのだ。それも、護衛もろくにいない、丸裸の状態の。興奮するなというのが無理な話だった。
著者等紹介
内田弘樹［ウチダヒロキ］
１９８０年愛知県生まれ。中学生の時に買った、とある仮想戦記を読んで以来、軍事の世界にのめり込み、作家としての道を志す（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三毛招き
0
戦闘シーン少な目。2010/12/15
杞人
0
完結へ向けて伏線を張り巡らせる巻、だったのだなあ。３巻とセットで読まないとちょっと面白みがわからないぞコレ。2009/10/10
Meistersinger
0
テーマは「夜戦という混乱」で、それを技術的手法を確立させることで克服する過程が描かれるというとこか。大家少将の出番が少ないことが不満だけど2009/05/04
