内容説明
東京・江東区のマンションで殺人事件が発生、現場のテーブルの上には、ベネチアングラスが置かれていた。殺されたのは、ひとり暮らしの24歳の女性。友人に事情聴取すると、被害者は名古屋のイタリア村へ男性と一緒に旅行していたことがわかった。その男性にはアリバイがあったが、別の男性が容疑者として浮上した。彼が真犯人なのか?どうやら、謎を解く鍵は名古屋のイタリア村にあるらしい。八木沢警部補と島野理絵刑事が名古屋に向かう。そこで明らかになった意外な事実とは―。
著者等紹介
大谷羊太郎[オオタニヨウタロウ]
1931年生まれ。慶応大学在学中にプロミュージシャンになり、中退。以後20年間を芸能界で過ごす。1970年『殺意の演奏』(講談社)で江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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