内容説明
大阪城公園で、他殺であることは明白ながら殺害方法はおろか、直接の死因さえ特定できない奇妙な死体が発見された。被害者は、人格者と評判の63歳のタクシー運転手だった。殺される動機も見つからず焦る捜査員たち。だが、これは恐るべき連続殺人の始まりだった!1週間後、引退した元判事が、そしてさらに1週間後、今度は人気女優が殺されたのだ。彼らには何の共通点もない。この前代未聞の難事件に吉本紀子と上島警部が挑む。
著者等紹介
石川真介[イシカワシンスケ]
福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部法律学科卒。トヨタ自動車(株)生技管理部門で活躍中。平成3年、処女長編「不連続線」(光文社文庫)で第2回鮎川哲也賞を受賞。福井県ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員
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