内容説明
世界3大奇勝といわれる福井県・東尋坊から男が墜落して死亡した。偶然東尋坊に仕事できていた旅行代理店の秋月は、被害者に見覚えがあった。以前自分が担当した旅行に参加していたのだ。それだけでなく、数週間前に美しい人妻と会っている姿も目撃していた。しかも、その人妻らしき女性を、宿泊している芦原温泉旅館で見かけた秋月は、好奇心に駆られて事件を調べ始めるが―事件はやがて思いがけない真相を語り始める。
著者等紹介
金久保茂樹[カナクボシゲキ]
1947年、東京生まれ。紀行作家、料理評論家などを経て、1999年『龍の道(ドラゴンレール)殺人事件』(祥伝社)で作家デビュー
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