内容説明
上野発金沢行き夜行列車“急行能登”車内で、ツアー参加者が刺殺体で発見された。凶器は1本のかんざし。旅行代理店の秋月が調べてみると、被害者は出発間際まで大学時代の友人たちと渋谷で会食していたらしい。さっそく友人のひとり・石鍋から話を聞くために浜松へ出かけた秋月だが、約束の時間になっても現れない。不審に思った秋月がホテルの部屋を訪ねると、石鍋は何者かに首を絞められ殺されていた。
著者等紹介
金久保茂樹[カナクボシゲキ]
1947年、東京生まれ。紀行作家、料理評論家などを経て、1999年『龍の道(ドラゴンレール)殺人事件』(祥伝社)で作家デビュー
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