内容説明
兵庫県城崎郡の余部鉄橋下の河原で、犬を連れて早朝散歩していた近くの住人がバラバラ死体を発見した。地上41メートルの鉄橋の上から墜落したらしい。だが、警察の調べで他殺であることがわかった。被害者は神戸の法律事務所に勤務する弁護士。休暇で愛媛に行っていたはずなのに、なぜ城崎で殺されたのか?兵庫県警の石田警部が捜査に乗り出す。石田が犯人を追いつめたとき、意外な結末が―。
著者等紹介
大野優凛子[オオノユリコ]
愛媛県出身。ライオンズクラブ事務局、人材派遣コーディネーターを経て『翠の月』でデビュー。初ミステリーは『松山城・雪の殺人事件』。地元テレビにコメンテーターとして出演したり、エッセイを執筆するなど、多方面にて活動中。南海放送ラジオにて毎週日曜夜、『大野優凛子のラッシュライフ』出演中
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