内容説明
桃井防衛庁長官は思わず窓に駆け寄った。高層ビルに何かが命中して爆発が起り、続いてビルが煙を噴きだしながら崩落して行くのだ。震動は数キロ北方に位置する官邸にも響いてきた。汐留付近から有楽町にかけて爆発とビルの崩落が続いていた。トマホークだ!桃井防衛庁長官は咄嗟にそう思った。「総理、これは巡航ミサイルの攻撃です。小笠原付近に展開中の米機動部隊が発射しているんです」「撃墜できないのか?経済の中心をやられたら、日本はお終いだぞ」鷲田総理は桃井防衛庁長官に詰め寄った。
著者等紹介
砧大蔵[キヌタダイゾウ]
1962年、東京生まれ。日本大学文理学部社会学科卒業後、会社員生活を経て独立、映像製作物の企画、文筆業などさまざまな仕事に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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