内容説明
真珠湾を奇襲攻撃された心理的外傷を払拭すべく、ルーズベルトはあえて日本本土爆撃を決意、ハルゼーの艦隊に出撃を命じる。さらに太平洋艦隊司令長官のニミッツは、その成功を待ってハワイの山本五十六率いる亡命日本帝国の艦隊を、オランダおよびオーストラリア軍とともにジャワ島奪還に向かわせる。一方、共和日本海軍は、陸軍が中国共産陸軍と合同で行っている仏印~シンガポールの打通作戦を支援するために、戦艦長門、陸奥をはじめとした大艦隊を派遣。ここに日本軍同士の壮絶な艦隊決戦が始まる。
著者等紹介
羅門祐人[ラモンユウト]
昭和32年生まれ。福岡県出身。平成元年に、「自航惑星ガデュリン」(角川書店)にて小説デビュー。主に文明の仮想化(シム・シビライズ)をテーマとした架空戦記・架空時代小説を執筆中
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