内容説明
清水谷圭次は自称さすらいのギャンブラー。賭けごととなれば、競輪、競馬から、パチンコ、マージャンまで、なんでもござれのバクチ好き。ケガで入院中でも、病室の男たちとサイコロを振ってチンチロリンのご開帳。すぐに病室を賭博場にしてしまう。もちろん女も大好きで、これまたバクチに劣らず、その辣腕を振るう。文句を言ってきた看護婦とは、宿直室でお手合わせ。こちらも負けるわけにはいかない。恋もギャンブルも真剣勝負の痛快ギャンブル武勇伝。
著者等紹介
広山義慶[ヒロヤマヨシノリ]
昭和12年、大阪に生まれる。早稲田大学仏文科卒業。フランス語の翻訳、児童文学やテレビドラマの脚本執筆など数々の仕事を経て、昭和58年、長編社会派推理『夏回帰線』の発表を機に作家業に専念する。官能バイオレンスからピカレスクまで、幅広いジャンルで活躍している
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