内容説明
「WTA」主催の『秋を遊ぶ東北・北海道、列車でのんびり五日間』ツアー参加者の藤枝が、乗っているはずの特急“スーパー北斗九号”から失踪、翌日函館の万代埠頭で遺体で発見された。さらに、同じ会社の役員が殺され、二つの事件に興味を持った「WTA」調査室の秋月が、調査を開始する。しかし調べを進めるうち、殺された藤枝の行動に不可解な点が判明。さらに、犯人と思しき男には鉄壁のアリバイがあった…。
著者等紹介
金久保茂樹[カナクボシゲキ]
1947年、東京生まれ。紀行作家、料理評論家などを経て、1999年『龍の道(ドラゴンレール)殺人事件』(祥伝社)で作家デビュー
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