内容説明
妖怪学の第一人者が妖怪の“本性”を徹底解説。巻末特集・完全解説・百鬼夜行絵巻「憑」き。専門家目線の“楽しい”が知りたい。大人の探検シリーズ第四弾!
目次
序章 妖怪の基本(妖怪に抱くイメージ;妖怪の定義 ほか)
第1章 山里の妖怪(「境界」線上の妖怪たち;現象から想像された存在へ ほか)
第2章 水辺の妖怪(災害と妖怪;河童の普遍性 ほか)
第3章 町中の妖怪(町で生まれる妖怪と幽霊;鬼という存在 ほか)
著者等紹介
小松和彦[コマツカズヒコ]
1947年、東京生まれ。国際日本文化研究センター所長。東京都立大学大学院社会科学研究科(社会人類学)博士課程修了。専攻は文化人類学・民俗学。2013年に紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りー
17
特に新しいことが書いてあるわけでもなく、あくまで妖怪という文化への入り口として読むべき本。大人の探検シリーズと言う割にやや子供向けなイメージかもしれない。そう思うのは僕が古参の妖怪好きだからかもしれないけれども。2015/06/10
あかつき号
12
妖怪学についてコンパクトに説明している。妖怪の絵が多くて面白かった。 妖怪は人がいるからこその存在であり、翻弄されながらも人々の支えになっていることがよくわかった。やはり光だけではいけないんだねー2015/09/06
尾白
3
何とも読みやすい。けど少し物足りない。2015/11/21
楓
3
妖怪の説を紐解いてますが、分かりやすいのでスラスラ入ってきました‼︎元々妖怪が好きですが、余計に好きになりました(笑)2015/11/06
霹靂火 雷公
3
内容の割に高価なので、図書館で借りて読了。小松サンの定義する「妖怪」についての入門書のような一冊。流石に真珠庵本で有名な「空亡」は根絶されていたが、「中国大陸に発祥を持つ陰陽道」というのは語弊がありすぎで。。。(´・ω・`) 飽くまで『小松妖怪の』入門書。2015/06/11