内容説明
笑いでハートをつかみ、会話で楽しませ、スピーチでウケる。日常の生活で「笑い」をどう生かすのか。これは斬新なビジネス書だ。
目次
第1章 なぜ『笑い』なのか
第2章 古典落語は笑いの宝庫
第3章 つかみは大切
第4章 よろこばせる会話術
第5章 楽しませるスピーチ
第6章 笑いは人に学ぶべし
第7章 実践・なぞかけ教室
最終章 遙かなる笑いへの旅路
著者等紹介
三遊亭竜楽[サンユウテイリュウラク]
群馬県生まれ。中央大学法学部卒業。昭和61年1月、三遊亭円楽に入門。平成4年10月、真打に昇進。平成4年に「にっかん飛切落語会若手落語家努力賞」受賞。平成5年、同賞連続受賞。平成14年度国立演芸場より「花形演芸大賞銀賞」受賞。日本放送作家協会会員。日本脚本家連盟所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とんび
1
心理テストでユーモアの才能がゼロと断定された私。何か参考になればと手に取りました。 なぜ会話が「笑い」になるのかが、面白口調に騙されますが、論理的に書かれていて、頭でっかち人間な私には解りやすかったです。 早速、今日は会社で笑いがとれて良かったです。多分、読書の成果とは関係ないですけどね。 落語に興味がない人におすすめの本です。 読み終わったら寄席に行きたくなると思います。2014/03/04
青山潤子
0
初笑いに独演会を聴き、大好きな噺家さんになりました。友人が、本を探して借りてくれたので、一気に読みました。なぞかけの実践講座が、目から、鱗!2012/01/27
まな坊
0
「昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんがいたと思え」「はは〜」「じいさんは山へ柴刈りに、ばあさんは川へ洗濯に行ったと思え」「はは〜」「すると、川上から大きな大きなサツマイモが流れてきたと思え」「はは〜」「ばあさんは、それを持ち帰ってふかして食べた。すると下っ腹が張って大きいのをひとつ『ブイーッ』とやったと思え」「はは〜」「すると、山のじいさんは柴を刈らずにクサかった」このマクラが語られるようになったのが江戸時代と言われているらしく、落語のルーツは戦国時代にまでさかのぼるんだって(^^) 2008/06/06
katar
0
日常でも使える会話のテクニック、笑いのテクニックを比較的システマティックに教えてくれる。そんなに文章量は多くないし文章自体も面白く笑えるように出来ているのですらすら読める。また文章が面白く笑えるので、この人の言うことなら本当に笑いが取れるようになるかもしれないなという気にさせてくれる。2011/03/23
ko1kun
0
竜樂師匠の落語を聞いてみたくなった。でも、寄席には出てないからなぁ。2009/09/23