二十歳の変奏曲

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408592275
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

昭和20年の日本に、こんな純愛があった…特攻隊員と看護婦の運命的な出会いと別れ―。

著者等紹介

稲葉稔[イナバミノル]
1955年、熊本県生まれ。放送作家を経て、94年『かまち』で小説家デビュー。冒険小説、ハードボイルド、SF戦記、時代小説など、幅広いジャンルで活躍している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネズミ

2
★★★★☆2020/01/22

mmmm…

1
戦争に関する本を読むと必ず現代と比べてしまう。本当に日本は変わった。すれ違う連絡、思想が不自由なこと。そんな時代背景が生んだ当時の人だから、特攻隊員がいるんだと思う。戦争を経験していない現代人が言えることは本当に何もない。だけど特攻隊員には、もちろん誰も死にたくはないだろうけど、諦めだけではない日本男児の「死」があった気がする。最後は乙女の祈りを聴きながら読んでいたけど、途中メロディが変わるところでぐっとくるものがあった。2013/06/09

ё/ri

1
軍人ではない聡さんが根っからの軍人になっていく様子を目の当たりにする由紀江さんが悲しかった。でも特攻隊は自分の命をかけて国を、家族を、愛する人を、守っていたことを由紀江さんを通して疑似体験できた感じ。うちの祖母も当時は小学生、もう10年早く生まれていたら、こんな風に愛する人を見送る経験をしていたのか、と思うと感慨深い。何より、70年前の同年代がこんな風に家族や愛する人や、日本について考えを持っていたことに対する尊敬。しっかりしなくちゃ。2013/03/18

がんこちゃん

1
フィクションでありノンフィクションだと思う。実在する人物、出来事、場所、そして戦争…登場美しくも悲しい恋がどれだけあったのだろう。2012/06/14

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