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内容説明
航空業界の歴史から、プライシングやレベニューマネジメント、データベースマーケティング等の航空会社の最新の戦略まで詳細に解説する、貴重な一冊。
特に、この第2版では、まさに日々グローバルに進化し続けている昨今の航空業界の現状と課題に対して、その最前線に立つ著者たちならではの視点で、各航空会社の取り組みに焦点を当てる形で内容を再構成し、分析し、解説を加えており、現代の航空産業の課題と挑戦について、より一望できるような内容になっている。
なかでも、航空業界の自由化の進展によりLCCなどの新規航空会社の設立が進む一方、日本航空やスカイマークの経営破綻に見られるように航空会社の経営リスクも露わになってきていること、またLCCが国内においても認知される中、その経営手法について従来の航空会社との比較・対象により経営スタイルの違いについても言及するなど、今後の航空産業における課題やビジネスモデルを考えるうえで最適の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきあかね
24
ライト兄弟による黎明期から近年のLCCの台頭まで、航空産業全体を広く俯瞰した一冊。構成は大きく「航空の歴史と政策」と「航空会社の戦略と経営」に分かれているが、ANA総合研究所の執筆でもあり、航空の経営の視点に重きが置かれている。アライアンス(航空連合)やネットワーク戦略、運賃設定、CS(顧客満足)、ブランド戦略などこれまで馴染みの薄かった経営面の話題が新鮮だった。 今回のコロナウイルスやSARSのような疫病、リーマンショック、テロといったイベントリスクに脆弱で、多くの企業が栄枯盛衰を繰り返してきた⇒2020/02/28
☆ツイテル☆
2
フライヤー2022/02/01
新空调硬座普快卧
1
航空産業全体を俯瞰できる良い入門書だった。特に、国際的な航空条約システムの歴史的形成背景についてしっかり記述してくれているので、歴史の流れがよく理解できた。手元に置いておきたい一冊。2018/10/14