実業之日本社文庫<br> 王妃の帰還 (新装版)

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実業之日本社文庫
王妃の帰還 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784408560014
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『BUTTER』で世界中を魅了する著者が贈る
最高に愛おしいガールズ青春小説!
学園の王妃(プリンセス)はお城に
帰ることができるのか――

滝沢さんを再び王妃に――
少女たちの革命が始まった!

聖鏡女学園中等部に通うノリスケこと範子は2年B組の頂点に君臨する姫グループのトップ・滝沢さんを心の中で「王妃」と呼んでいた。しかし、クラスで起きた腕時計事件で王妃は失脚。範子の地味グループに迎え入れたものの、我がままな彼女の振る舞いに気疲れするばかり。穏やかな日常を取り戻すため、範子たちはある作戦を立てることにするが……。

誰だって、誰かの大事なプリンセスなのだ。

柚木麻子の物語に登場する人たちが、今すぐ、あなたの友達になる。
彼女たちはあなたの味方だ。だって、柚木麻子はずっと、
作品を通して女の子たちの背中を押してきた作家だからだ。
―――瀧井朝世(ライター・解説より)

カバーを一新した新装版登場!


【目次】

内容説明

聖鏡女学園中等部に通うノリスケこと範子は、2年B組の頂点に君臨する姫グループのトップ・滝沢さんを密かに「王妃」と呼んでいた。しかし、クラスで起きた腕時計事件で王妃は失脚。範子たちの地味グループに迎え入れたものの、我がままな彼女の振る舞いに気疲れするばかり。穏やかな日常を取り戻すため、範子たちはある作戦を立てることにするが…。

著者等紹介

柚木麻子[ユズキアサコ]
1981年東京都生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、10年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。15年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞。17年に刊行された『BUTTER』は世界各国で翻訳され、25年、英国の「ブリティッシュ・ブック・アワード」(デビュー・フィクション部門)など3冠を受賞、英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳部門の最終候補となる。同年、野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

491
一点の濁りもない、まっすぐで基本性善説な小説。スクールカーストの在り方や人物の言動など、極端にデフォルメした部分もたくさんあるけれど、だからこそのスピード感で物語が展開し、少ない頁数の中で人間関係や状況が目まぐるしく変わって楽しい。他グループとの友情が芽生えたり、意外なところからラスボス?ポジション持ってきたり、王妃の帰還までの道程が、微妙に現実でもありそうなイベント満載で描かれて一気に読ませるが、ノリスケ母が強キャラすぎて、彼女が出てくるとだいたいなんでも解決するのはズルい。ラストもとても良い。2026/04/10

いもぷ

5
中学生は色々勉強以外の事を学ぶ大変なそして大事な時期だったなぁと懐かしく思った。2026/04/18

いっこ

5
ヘビーな『空中庭園』の後のお口直しにはなった。10年以上前に書かれたものなので、今の中学生はもっと大人っぽいかもしれない。とあるお嬢様学校のスクールカーストのトップにいた同級生「王妃」が、その座を引きずりおろされ、範子の属する地味グループに迎え入れられる。マリー・アントワネットになぞらえて語られるその顛末、「親友」とか「友情」についてこの年代の読者に示唆を与えることだろう。地味グループのメンバーや保護者たちが、立派過ぎる感があるけれど。2026/04/11

RIELLEGARDEN

4
解説によると中学生くらいの世代が読むことを想定して書かれた本らしいがおばさんでも十分楽しめた。自分の学生時代の思い出やあの頃の必死さを思い出してとても懐かしい気持ちがした。女の子にしかわからない教室内のヒエラルキー。女の子たちの言動行動が何とも可愛らしく微笑みながら読了。2026/05/11

3
ここまで陰湿では無いにしても、女子校時代、幼いなりにいろんなことを考えていろんなことに気を使ったり躓いたり成長したつもりになったりしながら大切な時間を過ごしていたことを思い出した。 キラキラだけじゃない青春小説だけど、やっぱりラストシーンはまぶしい。2026/04/19

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