出版社内容情報
歌と言葉が響き合う、青春×音楽小説の白眉!
声楽を志して音大に進んだ御木元玲は自分の歌に価値を見いだせなくて、もがいている。役者を目指す原千夏はなかなかオーディションに受からない。
惑い悩む二十歳のふたりが、ミュージカルの若手公演で共演することに。彼女たちは舞台でどんな歌声を響かせるのか。
名作『よろこびの歌』の三年後を描き、宮下小説ワールド屈指の熱量と余韻に満ちた、青春×音楽群像劇の傑作!!
巻末には書店員・栁下博幸さんが、自身が手がけた販促にまつわるエピソードを寄稿。カチナツミさんのカバーイラストで装いも新たにお届けします!
【目次】
内容説明
声楽を志して音大に進んだ御木元玲は自分の歌に価値を見いだせなくて、もがいている。役者を目指す原千夏はなかなかオーディションに受からない。惑い悩む二十歳のふたりが、ミュージカルの若手公演で共演することに。彼女たちは舞台でどんな歌声を響かせるのか。名作『よろこびの歌』の三年後、あふれ出る熱量と余韻に満ちた、青春×音楽群像劇。
著者等紹介
宮下奈都[ミヤシタナツ]
1967年福井県生まれ。2004年「静かな雨」で文學界新人賞佳作に入選、デビュー。2011年刊行の『誰かが足りない』が本屋大賞7位。2015年秋に上梓された『羊と鋼の森』は直木賞候補となったほか、「キノベス!2016」第1位、「王様のブランチ ブックアワード大賞」に選ばれ、「2016年本屋大賞」に輝いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
32
音大で声楽を学ぶ玲、演劇の道に進んだ千夏が、ミュージカルの舞台で出会い、互いの歌と人生を響かせ合う物語。自分の歌に価値を見いだせず深い迷いの中にいる玲。役者を目指してオーディションに挑み続けるもののなかなか結果が出ず、焦りと苛立ちを抱えている千夏。壁にぶつかって自分の可能性を信じられなくなり、懸命にあがく彼女たちの苦悩や葛藤は生々しく、くじけそうにもなりながらも前を向いて頑張ろうとする姿がとても心に響くものがありましたし、玲も参加した千夏たちのミュージカルでの刺激もあって成長する2人の関係が印象的でした。2026/02/10




