出版社内容情報
消えた花嫁衣裳と竹刀
不可解な盗人の正体とは――
深川の縫箔(刺?)屋・丸仙の娘、おちえの竹刀が盗まれた。おちえの父が、ある大店のため縫い上げた花嫁衣裳にも不穏な影が忍び寄る。剣の達人であった職人・一居でさえも、その気配に気づくことができなかった賊の意外な正体とは。一方、おちえにも突然求婚者が現れて――大人気時代青春ミステリー〈針と剣〉、風雲急を告げるシリーズ第3弾!
内容説明
深川の縫箔(刺繍)屋・丸仙の娘、おちえの竹刀が盗まれた。おちえの父が、ある大店のため縫い上げた花嫁衣裳にも不穏な影が忍び寄る。剣の達人であった職人・一居でさえも、その気配に気づくことができなかった賊の意外な正体とは。一方、おちえにも突然求婚者が現れて―大人気時代青春ミステリー〈針と剣〉、風雲急を告げるシリーズ第3弾!
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師をへて、1991年デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー』シリーズで小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。児童文学からヤングアダルト、現代小説、時代小説まで、ジャンルを超えて活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mikeko
7
R5年2月初版、2年5ヶ月後に一読。★シリーズ3冊目。榊道場が再開。母お滝はおちえの行動に文句を言いつつも、娘のやりたいことはさせる理解ある母親。父仙助は仕事には厳しいがそれ以外は、人の良い人柄。一居も相変わらず厳しく多忙な毎日を送っている。良質な蝋燭を扱う伊予屋の主、陽太郎がおちえを見初め、剣術も学びたいと榊道場を訪れた。不思議な盗難事件が起きていると仙五朗親分から知らされ、長くせず大事な竹刀を盗まれたおちえ。少しずつ何かが動いていく感じがする。次巻はいつ出るのかな?★次に進みます。2025/07/21
はち
2
今回も元気なおちえ。 道場再開。竹刀が盗まれたり、求婚されたり。2025/04/13