実業之日本社文庫<br> 喫茶とまり木で待ち合わせ

個数:
電子版価格
¥836
  • 電子版あり

実業之日本社文庫
喫茶とまり木で待ち合わせ

  • ウェブストアに112冊在庫がございます。(2024年12月08日 12時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784408559087
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ヒューマンドラマの名手・沖田円が贈る最高傑作!

自分の生き方にふと迷ったら、
ささやかな人生たちが交差する「喫茶とまり木」へ
疲れた羽を休めに来ませんか?

それは街の片隅にある静かな喫茶店。
決して繁盛しているとは言えないが、毎日、様々な想いを抱えた客が訪れる。
仕事と家庭の両立ができず離婚した後も、母親になれなかった自分に苦悩する30代女性。
男子であることに縛られ、趣味のアクセサリー作りを誰にも話せない高校生。
安定は手に入れたものの、平凡で退屈な生き方から外れることに憧れる20代事務員女子。
そして、ある特殊な依頼によって大切なことに気づかされる便利屋の男……。

それぞれの人生を温かな眼差しで紡ぐ沖田円渾身の連作短編、待望の文庫化!!

それは、とめどなく切なく優しく温かい……。
不器用な心を救う――今、あなたに届けたい物語。


【沖田 円さんから読者の皆様へのメッセージ】

どこにでもいる人たちの、どこにでもある物語を書こうと思いました。
自分が人生で体験しないだろうことを味わえるのは読書の醍醐味のひとつだと考えていますが、今作はあえて自分に身近な「そこら辺にいそうな人」たちを物語の主軸に置いてみました。
本作に主人公はたぶんいません。
喫茶とまり木にやって来た5人は、他の物語ならば名前も付かないモブかもしれません。
でも彼らにだって悩みがあり、躓きがあり、人生にちょっとしたドラマだってある。
今作は、そんな人たちのささやかな物語となりました。
皆様のそばにいつの間にかいるような、古い友達みたいな本になればいいなと思っています。
ほんのちょっとだけ明日が来るのが楽しみになりますように。
(作家・沖田 円)


【全国の書店員さんも大絶賛!! 共感と感動の声続々!!】

笑ったり泣いたり、心が温かくなりました。
とびきりハートウォーミングな物語に、元気をいただけました!
(紀伊國屋書店 福岡本店・宗岡敦子様)

さりげない優しさで、読後、沖田さんの描くピュアな想いに心が浄化されました。
(未来屋書店 大日店・石坂華月様)

人生はほろ苦い。ブラックコーヒーのように。
でも、少し甘いカフェオレのように、この物語はやさしい。
(くまざわ書店 シャポー船橋店・岡田優衣様)

内容説明

それは街の片隅にある静かな喫茶店。様々な想いを抱えた客が日々訪れる。仕事と家庭の両立ができず離婚後も母親になれなかった自分に苦悩する30代女性。男子であることに縛られ、趣味のアクセサリー作りを誰にも話せない高校生。ある特殊な依頼により大切なことに気づく便利屋の男…。それぞれの人生を温かく紡ぐ沖田円渾身の連作短編、待望の文庫化!!

著者等紹介

沖田円[オキタエン]
愛知県安城市出身。2012年『一瞬の永遠をキミと』でデビュー。2018年には、『千年桜の奇跡を、きみに―神様の棲む咲久良町』(原題『咲久良町シンフォニー』)がポプラ社ピュアフル小説大賞で金賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

45
自分の母親としての資質に悩む母親、アクセサリー作りという大好きな趣味を家族以外の誰にも知られたくない男子高校生、久しぶりに会った特別な友達が輝きをなくしている気がして悩む「平凡な」女性、男が出勤したら会社が倒産していて、帰宅したら恋人が通帳も家財道具もすべて持って出て行っていた、死ぬしかないと思ってたどり着いた「喫茶とまり木」…という女性バージョンではありがちな設定だが…。それぞれ楽しく読め、0話「きみのとまり木」から5話「僕らのとまり木」までのつながりも楽しい連作短編集。2024/10/10

mayu

25
かわいい装丁に惹かれた初読み作家さん。タイトルの通り喫茶とまり木で待ち合わせをするお客さん達の物語。娘さんやハンドメイド友達や高校の同級生など悩める人達の周りの人々がなんとも優しい。人間皆このような優しい人間であれ!なんて思ってしまうし、私自身も人に優しくあれ!と思ったりした。3話目の学生の頃に憧れを抱いていた友達と再会する「蜃気楼の彼女」が一番好きだった。お客さんがメインで、とまり木の存在や働く人達が密やかなのは意外で新鮮。読み終えた後に「ふぅ〜」というため息が出た読後感の良い一冊。2024/10/17

マカ

8
『喫茶とまり木』にやってくる人たちの連作短編集。心の拠り所ににできる場所があるだけで救われる。悩みは人それぞれ。そして自分が思ってるほど人はそう思ってないこともある。やっぱり相手に話してみないことには何も始まらないからね。ラストでオーナーも子供の頃に気にかけていた人と再会できて良かった。その後が読んでみたい。2024/12/04

ユッピー

3
「喫茶とまり木」で待ち合わせする、場所人々の物語。母娘、ハンドメイド作りの友達、理想の友人、不運なことが続けておきてしまった、男性。喫茶とまり木を通じて、人々の人生が動き出す。美味しそうな喫茶メニューと訪れる人々や従業員に、ほっと一息つけて、癒されました。2024/10/27

めめぞう

0
★★★☆☆2024/11/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22103006
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。