出版社内容情報
きく屋の思い出料理は、大切な人との味と時間が蘇る
おかみのおきくと料理人の幸太郎の夫婦が営む料理屋「きく屋」。
二人の子宝に恵まれたが、病で立て続けに亡くしてしまう。
子をしのぶおかみの姿を見た常連は、きく屋だけの料理を出してはと提案する。
それは、亡き大切な人との味を再現する「おもひで料理」だ。
食すと、不思議なことに味だけでなく、大切な人と過ごした時間が蘇ったように感じ--。
内容説明
おかみのおきくと料理人の幸太郎の夫婦が営む料理屋「きく屋」。二人の子宝に恵まれたが、病で立て続けに亡くしてしまう。子をしのぶおかみの姿を見た常連は、きく屋だけの料理を出してはと提案する。それは、亡き大切な人との味を再現する「おもひで料理」だ。食すと、不思議なことに味だけでなく、大切な人と過ごした時間が蘇ったように感じ―。
著者等紹介
倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。87年にデビュー。音楽、料理、俳句ほか多彩な知識を作風に生かし、時代小説からミステリーやホラー小説なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。