出版社内容情報
ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――
「我々は、いつどこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に爆弾を仕掛けたと脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、トリッキーな身代金強奪。ゲレンデを乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命懸けのレースが始まる!
内容説明
ゲレンデの下に爆弾が埋まっている―「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に爆弾を仕掛けたと脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、トリッキーな身代金奪取。ゲレンデを乗っ取った犯人の動機は、金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命懸けのレースが始まる!
著者等紹介
東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。19年に第1回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mori
15
ゲレンデにはあまりよい思い出はないのだけれど、とても疾走感があって終始、読み耽ってしまった。 悲しいけど素敵な終わり方。2024/10/27
竹ピコ
10
再読。面白かったけど、前回読んだ時に比べたら、根津君の安っぽい責任感に、ちょっと不快感を覚えたかな。根津君以外にも、軽く「責任持つ」って出てきたけど、何の責任をどう取るつもりなんだろ?って思えてしまった。場合によっては、大惨事になりかねないような事件なのに。ストーリーは忘れている部分も少なくなくて、それなりに楽しめた。2024/11/28
かんがるー
8
人の名前を覚えるのが苦手なので、登場人物が多く序盤は悶絶しながら読みました。相関図を書くと興醒めするというか下手したら先をメタ読みしがちなので何とか頑張って読むんですが…。 東野圭吾作品は総じて面白い!あれやこれやは予想内でしたが最後に全てのピースがカチッとハマった時の視界がクリアになる感じは爽快ですね。2025/05/29
ドットジェピー
6
面白かったです2023/10/23
たつや
5
スキー場を舞台にした爆破テロ作品。脅迫に、いたずらか?どうか?躊躇するスキー場。お客さん第一で、普通は速、閉鎖だろ?と、イライラしながら読む。少し、モヤモヤする作品でした。2024/04/07