出版社内容情報
バス旅の謎を
解くのは元刑事の妻!?
大人の〈バス旅ミステリー〉第二弾
父はなぜバスで徘徊するのか?
富士塚を建てたのは誰!?
路線バスは町と町、
人と人をつないでいく
路線バス旅のコーディネイターを始めた「私」は、
客の依頼を受けて共に「小さな旅」をする中で、
いつも町の「小さな謎」に出合ってしまう――。
故人が望んだ墓石の向きはどちらなのか、
ベランダにさらされ続ける布団の意味、
恋人との別れを決意した女子高生は
なぜ再び彼に会ってしまうのか、
富士塚を建てたのは誰……。
驚愕し、心温まるバス旅ミステリー。
目次
第一章 バスへ誘う男
第二章 墓石と本尊
第三章 さらされ布団
第四章 二者択一
第五章 榎の恩徳
第六章 焼べられぬ薪
第七章 築山と信仰
第八章 目的地
終 章
解説 西上心太
内容説明
路線バスは町と町、人と人をつないでいく。路線バス旅のコーディネイターを始めた「私」は、客の依頼を受けて共に「小さな旅」をする中で、いつも町の「小さな謎」に出合ってしまう―。故人が望んだ墓石の向きはどちらなのか、ベランダにさらされ続ける布団の意味、恋人との別れを決意した女子高生はなぜ再び彼に会ってしまうのか、富士塚を建てたのは誰…。驚愕し、心温まるバス旅ミステリー。
著者等紹介
西村健[ニシムラケン]
1965年、福岡県生まれ。東京大学工学部卒業。労働省(現厚生労働省)勤務後、フリーライターに転身。96年、『ビンゴ BINGO』で小説家デビュー。『劫火』『残火』で2005年と10年に日本冒険小説協会大賞(第24回、29回)、『地の底のヤマ』で11年に第33回吉川英治文学新人賞と第30回日本冒険小説協会大賞を受賞。14年、筑豊ヤクザ抗争を描いた『ヤマの疾風』で第16回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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