実業之日本社文庫<br> ロータス

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実業之日本社文庫
ロータス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408557656
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「ロータス」――それは、奇跡が起きるタクシー。

タクシーの運転手さんは、みんな不思議な事件の経験者。

彼らが乗客に語る《不思議な世界》の真相は…!?
なぜだか心の奥に沁み込んで、涙がほろりとこぼれます――。


「このたびは、ロータス交通をご利用くださいまして、ありがとうございます」
乗客を目的地まで運ぶほんの束の間、車内で語られる不思議なできごとは、ちょっと怖くて、どこか切ないものばかり。
何人ものドライバーが語り部となって進むその先には、きっと明るい未来が待っている。生と死の狭間で咲く蓮の花のように、優しく心を癒やす物語!

切なく温かく愛おしく……あなたの心に寄り添う、奇跡と癒しのヒューマンストーリー!

内容説明

「このたびは、ロータス交通をご利用くださいまして、ありがとうございます」―乗客を目的地まで運ぶほんの束の間、車内で語られる不思議なできごとは、ちょっと怖くて、どこか切ないものばかり。何人ものドライバーが語り部となって進むその先には、きっと明るい未来が待っている。生と死の狭間で咲く蓮の花のように、優しく心を癒やす物語!

著者等紹介

加藤元[カトウゲン]
神奈川県生まれ、東京育ち。日本大学芸術学部文芸学科中退。日本推理作家協会会員。2009年、『山姫抄』(講談社)で第4回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー。『泣きながら、呼んだ人』(小学館)が盛岡のさわや書店が主催する「さわベス」1位を獲得。2011年に刊行した『嫁の遺言』(講談社)が多くの書店員の熱い支持を受けベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

72
タクシードライバーさんが乗せたお客さんはワケありの…。ひき逃げで命を落とした飼い主をひたすら待ち続け、仇を打った猫のお話「サナダ」が良かった。前作「カスタード」、機会があれば読んでみたい。2023/03/02

のんちゃん

31
ロータスとは蓮の英名。本作はロータス交通というタクシー会社の運転手やその他の運転手仲間が体験した不思議な物語。蓮の花の様に現世と黄泉の間の話だ。しかし、ホラーや怪談ではない。以前読了の弁当屋が舞台の『カスタード』の続編になり、登場人物も重なるシーンもある。2話目の運転手が子供の時の話が切ない。不特定多数の客を乗せるタクシーという狭い空間。この世に思いを残した人が、この空間になら存在してしまうかもしれない。こんな不思議な事が今宵も起こっているかもしれないと思わせる物語だった。2023/03/18

mayu

26
妖怪や幽霊がお客さんとして現れるタクシードライバーの話。妖怪や幽霊のバッググラウンドには切ない話が潜んでいる。感動物語。伏線回収は見事でまとまりのあるラストは良かったけど、ファンタジー味が強くてちょっと入り込めずだった。2023/01/04

タケチヨ

17
カトゲンさんの短編集。前回読んだ『カスタード』の姉妹作品なのか?読む前には想像してなかったが怪談チックな印象が強く、かと思えば第3章ではテレビドラマの登場人物と会話しならの不倫での三角関係が展開されたりして、ほっこりとは違うが世界観は相変わらず独特。最後の章で前までのエピソードが整理されて全体がまとめられるといった内容ですが、時間かけて読むと誰が誰だったのか解らなくなるので注意。 2025/03/02

ベローチェのひととき

16
本屋さんを物色していて手に取った本。加藤元さんは以前カスタードを読んでほんわか気分になったことを思い出したので読んでみることにした。4編からなる連作短編集。霊感の強い運転手が経験した摩訶不思議な体験が描かれている。飼い主だった女性の仇を打とうとする猫の物語や、妻の殺人を企てる男の愛人が妻と仲良くなる物語など、なかなか面白かった。2023/01/14

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