実業之日本社文庫<br> 罪と祈り

個数:
電子版価格
¥957
  • 電子版あり

実業之日本社文庫
罪と祈り

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月14日 05時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 548p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408557434
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

作家デビュー30年×実業之日本社創業125周年
貫井徳郎文庫作品 連続刊行プロジェクト 第3弾 

貫井徳郎史上
最も切なく
悲しい誘拐事件

スリルと感動のどんでん返しミステリ!

警視庁を震撼させた
世紀の誘拐事件の真実とは?

元警察官の辰司が、隅田川で死んだ。
当初は事故と思われたが、殴られた痕がみつかった。
真面目で正義感溢れる男が、なぜ殺されたのか。
息子の亮輔と幼馴染みの賢剛は、死の謎を追い、
賢剛の父・智士の自殺とのつながりを疑うが……。
隅田川で死んだふたり。
そして、史上空前の未解決誘拐事件の真相とは? 
男たちの絆と葛藤を描く、慟哭の長編ミステリ!
解説/西上心太

【目次】
第一部 亮輔と賢剛
第二部 辰司と智士
第三部 亮輔と賢剛
第四部 辰司と智士
第五部 亮輔と賢剛
第六部 辰司と智士
第七部 亮輔と賢剛
 解説 西上心太

内容説明

警視庁を震撼させた世紀の誘拐事件の真実とは?元警察官の辰司が、隅田川で死んだ。当初は事故と思われたが、殴られた痕がみつかった。真面目で正義感溢れる男が、なぜ殺されたのか。息子の亮輔と幼馴染みの賢剛は、死の謎を追い、賢剛の父・智士の自殺とのつながりを疑うが…。隅田川で死んだふたり。そして、史上空前の未解決誘拐事件の真相とは!?男たちの絆と葛藤を描く、慟哭の長編ミステリ!

著者等紹介

貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

131
★★★★★★★★☆☆過去と現在が交錯する貫井徳郎の長編。元警察官の父・辰司が遺体で発見された。その死に疑問を抱いた息子の亮輔が遺品の中から見つけた一冊のファイル。それは28年前の誘拐事件を報じる新聞記事を切り抜いたものだった…。人望の厚かった父はなぜ殺されたのか。警察史上最大の汚点とされる誘拐事件との関連とは…。2つの時代に跨る〝罪と祈り〟を丁寧な筆致で描いており、まるで2冊のミステリを凝縮させたような重厚さを感じた。バブル崩壊と昭和の終焉。激動の時代に翻弄された男たちの葛藤を描いた、もう一つのロクヨン。2023/06/01

H!deking

71
いやーめちゃくちゃ面白かったです。久しぶりの貫井先生。好みど真ん中でした。小説はやっぱりこうでないと。2024/03/17

もりくに

65
70代後半になり、「遅読」自慢の私としては、できれば「スカ」は引きたくない。いかに面白くなかったかを分析するような、「高尚な」ことやっている時間ない。「当たり!」でした。貫井徳郎さんだから、多分大丈夫だろと。東京の「西浅草」の80年代(バブルの時代)と現在が舞台。そこに住む二世代の親友同士の父子が主役。父世代は、警察官の濱仲辰司と居酒屋の厨房勤務の芦原智士。子世代は現在失業中の濱仲亮輔と、辰司に憧れて警察官になった芦原賢剛。話は「亮輔と賢剛」と「辰司と智士」と交互に時代を行き来する「罪」と「祈り」。 2024/07/04

オーウェン

51
亮輔の父親が死んだ。 自殺のように思われたが殴打の跡が残り殺人の可能性が。 親友で刑事の賢剛が捜査を担当するが、事件には父親の過去が密接に関係していた。 現代パートと30年前の父親のパートが交互に挟み込まれる。 そうすることで過去の事件の概要が明かされ、父親を殺したのが誰なのかが判明する。 読み進めるうちに明らかになる罪の重さ。 事件の後味の悪さも相まって、現代過去共に誰もが不幸を背負うことに。 30年前の事件の首謀者たちの動機が今一納得できないのだが、これが昭和という時代なのか。2025/03/08

ミエル

35
貫井徳郎版「64」だろうか?読み応えはあるけど、違和感が残る。そもそも芦原家の母の存在感が薄すぎて気の毒だし、60代前後の人物の名前が現代的すぎるし、なんだか雑なミステリだなと思ってしまった。確か「翔」の字が人名に使えるようになったのは平成になってからじゃなかった?なんて、本筋以外のところが気になって仕方ない。過去の事件の真相もうーん…、警察官が犯罪に加担するほどの事には思えない。地縁が深い土地とは言え、引っ越す近所に対してそこまでこだわるのもの?濃すぎる地縁の方が怖すぎる。始終、微妙な気分だった。2023/07/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19655592
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品