実業之日本社文庫<br> サンドの女 三人屋

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実業之日本社文庫
サンドの女 三人屋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408556468
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

悲喜こもごも、味わい深い人間模様を描く
大ヒット小説『三人屋』待望の続編!
朝は三女・朝日の喫茶店、昼は次女・まひるの讃岐うどん屋、夜は長女・夜月のスナック――志野原家の美人三姉妹が営む「三人屋」は、朝日の就職を機に、朝の店を終了、業態を転換することになった。

朝日が出勤前に焼いたパンを使い、まひるが朝からランチ時まで売る自家製の玉子サンドイッチが、見映えも良くおいしいと大評判に。

かたや長女のスナックは、ラプンツェル商店街で働き、暮らす人々のサロンとしてにぎわっている。

ゲイの青年、売れない作家、女泣かせのスーパー店長など、ワケあり常連客たちが夜ごと来店、三姉妹の色恋沙汰を肴に、互いの悩みを打ち明けあったり、くだを巻いたり…

悲喜こもごも、味わい深い人間模様を描く大ヒット小説『三人屋』待望の続編! 心も体もくたくたな日は「三人屋」の新名物「玉子サンド」を召し上がれ!

内容説明

美人三姉妹が営む「三人屋」は、三女の就職を機に業態転換。次女が朝から昼時まで売る自家製の玉子サンドイッチが見映えも良くおいしいと大評判に。かたや長女のスナックには、ゲイの青年、ヒモ作家、女泣かせのスーパー店長など、ワケあり常連客が夜ごと来店。三姉妹の色恋沙汰を肴に、互いの悩みを打ち明けあう…悲喜交々、味わい深い人間模様!

著者等紹介

原田ひ香[ハラダヒカ]
1970年神奈川生まれ。2006年「リトルプリンセス2号」でNHK創作ラジオドラマ脚本懸賞公募の最優秀作受賞。07年「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

235
前作があったのね……。時々そんな話題も上がるけど、ストーリー上はさして問題無かった。様に思う。表紙に3種類のたまごサンドが書いてあるし、サンドウィッチ屋さんとかの話かと思ったら、メインの舞台は一番上のお姉さんが営むスナックなんですね。3姉妹に翻弄される(?)6名の面々。ひとりひとりの話でありながら、本全体は時系列順にひとつのストーリーを成しています。おー( ¨̮ )。小説家の書く小説家と担当さんの生態はいつも面白いなぁ。と。( ¨̮ )。2022/02/03

ノンケ女医長

215
「三人屋」では、きっと美味しい口福が待っていると胸がワクワクする。店名の由来も、営業スタイルも唸った。作者の筆力に、陶酔した。志野原夜月が店に立つ時間は、やたらと男性客が多い。あんなに破天荒な生き方で、いろんな男性を虜にしてしまう、美貌と料理の腕。気持ちの良い会話もたくさんできてしまうんだろうなと、うらやましく思いながら読んだ。そんな美月に何度も告白し玉砕する、飯島大輔(イイジマスーパー・店長、39歳)の男っぽさに惚れました。近藤理人(26歳)の今後も気になるし、シリーズ化して欲しい。2022/12/18

いつでも母さん

194
『三人屋』の続編。何のことはない、関わり合った6人の男たちから浮かぶ三人屋の三姉妹のこと。これはどこまでも続けることが出来そうな作品だ(笑)初っ端からフケ専登場と来た。ヒモの小説家に資産家の孫、通り過ぎた携帯店長に腐れ縁の大輔。そして前作でも本作でも一番親近感のある男・森野。三人屋はいつの間にか夜のスナックだけになっちゃって、その夜月に翻弄される感じが正直私はちょっと苦手ではあるが、そこは原田ひ香。最後までやっぱり読まされちゃう。2022/06/29

おしゃべりメガネ

193
『三人屋』三姉妹の続編で前作同様、男性目線を中心に綴られてますが、全体的には長女「夜月」か中心な気がします。続編なので、既にある程度キャラは確立しており、すらすらと読み進めるコトができました。次女「まひる」の話も興味深く読めましたし、スーパー店長「大輔」も健在です。三女「朝日」の出番が控え目だったのが、ちょっと残念でもありましたが。前作ではトーストとうどんが食べたくなりましたが、本作ではサンドイッチか間違いなく食べたくなります。原田さんって、ホントに食べ物の描写がピカイチな作家さんだと改めて感じました。2021/02/11

Yunemo

173
前作の三人屋のままで良かったのにな。本作、夜月の生活が主体となり、それに絡むワケあり常連客のそれぞれが織りなす物語として捉えて。経営を業態転換した朝日とまひるのサンドイッチ店、それぞれに問題を抱えながらも懸命に経営する様子がいじらしいところもあって。それにしても夜月の不可思議さには驚くばかり。なんだか羨ましく思えるところも出てきての不思議感。三姉妹の恋愛も常連客の肴になって、ドロドロ感もあって本人たちは大変だけど、遠くから眺めていると妙に微笑ましい感情も出て。街と店と人と、いろんな要素を孕んだ付合い方に。2021/04/04

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