出版社内容情報
冒険部に所属する7人は夏合宿で、キャンプ場へ向かう。偶然辿り着いた廃病院で肝試しをするが……。大好評の症シリーズ第三弾!
内容説明
大学の探検部の七人は夏合宿を行うために山間のキャンプ場へ。近くの有名な心霊スポットに向かうが道に迷い、偶然辿り着いた廃病院で、肝試しすることに。中庭に出ると墓のように土が盛られ、その中に立つ卒塔婆には、今は亡き部員の名前と不気味な言葉が書かれていた。それを見てパニックとなったメンバーに、次々と恐怖が襲いかかる!
著者等紹介
周木律[シュウキリツ]
某国立大学建築学科卒業。2013年、『眼球堂の殺人―The Book』(講談社ノベルス)で第47回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
73
症その3。パニック系。犯人の動機を知ってイヤイヤそれはちょっと・・・。まあ予想外の動機で楽しめたからいいか。でも3人目まではいいとしても4人目以降は無理すぎない?。2019/07/18
のりすけ
30
「症」シリーズの中では一番面白かった。閉じた廃虚、一人…また一人と殺されていく仲間たち、犯人は誰?サクサクKILLされていくのでどんどん読み進みます。逆にそんな簡単にKILL出来るものなのけ?という疑問も出てきますが、そこはスルーの方向でお願い。「この人怪しい」が半分当たってたものの、その先までとは思わなかったー。してやられた。病院の廃虚に夜行くだなんて!そんなん行ったらあかんってアサイラムで教わらなかったのかね、チミ達は。2020/04/14
あっちゃん
30
とにかく、走る走る(笑)パターンが決まってて、それでも走るのは凄いなぁ!犯人は最初からわかってたけど、理由がね!それにしても、短時間に殺すの手慣れてるわ(  ̄▽ ̄)2019/08/06
coco夏ko10角
27
とある大学の探検部7人はキャンプ場へ、夜に近くの心霊スポットに向かい迷って辿り着いたのは廃病院で…。途中はB級ホラー感すごかったけど、真相が明らかになりミステリーとしてなかなか楽しめた。まああまりにもスピーディだったりうまくいきすぎな部分は多いけど(汗2020/03/04
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
25
周木律の「症」シリーズ三作目。今回は、廃墟でのクローズドサークル。多分途中でほとんどの人が犯人には行きつけると思うけど、その動機までは追いつかないだろうなぁ。まぁまぁサクサク読めるし、軽く読むパニックモノとしてはよかったかな2019/06/12