内容説明
正義派弁護士・朝日岳之助のもとを、房野麻紀子という女子大生が訪れた。母親である千枝の弁護依頼のためだ。千枝は、元愛人の男を殺したと自首したが、法廷で自供を覆し、無罪を主張。だがその公判で、傍聴席から犯人だと名乗り出たのは娘の麻紀子であった。その後の法廷で次々と覆る“真実”。母娘の目的は何か。朝日は真犯人をつかめるのか!?
著者等紹介
姉小路祐[アネコウジユウ]
1952年京都府生まれ。大阪市立大学法学部卒、立命館大学大学院博士前期課程修了。91年、横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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誰かのプリン
5
内容はともかく、弁護士の朝日岳之助に魅力を感じる。すらすら読めたので、良かった。2016/08/28
5〇5
3
「予想以上に楽しめたよ。もともと法廷モノは好きなんだよね」 「大波乱の法廷劇ねぇ。弁護士も検事もビックリ仰天だもの」「 そして、弁護士の朝日岳之助が独特の雰囲気だしね」 「スイスイ読めるし、この著者の別の本を読みたくなっちゃった」2021/05/12
たかひー
2
★★★★ アイデアが良く面白かった。ただ、中盤の盛り上がりに比して後半は失速気味の印象。警察、検察もあまりに頼りなさすぎることが気にはなるが、それでも読みやすいためそのまま最後まで。他の作品も読んでみたい。2018/02/25
たじまのりこ
0
いまいち2016/03/04
チェス
0
読み易かったです。2016/10/15