内容説明
正義派弁護士・朝日岳之助のもとを、房野麻紀子という女子大生が訪れた。母親である千枝の弁護依頼のためだ。千枝は、元愛人の男を殺したと自首したが、法廷で自供を覆し、無罪を主張。だがその公判で、傍聴席から犯人だと名乗り出たのは娘の麻紀子であった。その後の法廷で次々と覆る“真実”。母娘の目的は何か。朝日は真犯人をつかめるのか!?
著者等紹介
姉小路祐[アネコウジユウ]
1952年京都府生まれ。大阪市立大学法学部卒、立命館大学大学院博士前期課程修了。91年、横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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