出版社内容情報
この”書類”が命とり!? 憧れの上司から託された重要書類が、新米OLの運命を狂わせた! 傑作ブラックユーモアミステリー。
内容説明
新人OL・恭子は憧れの上司から会社の重要書類を届けるおつかいを頼まれた。しかし、レストランでまさかの盗難!偶然知り合った平凡な青年・和司と大富豪・礼子の珍カップルとともに書類の奪還を目指すのだが―。表題作のほか「私への招待状」「町が眠る日」「私からの不等記号」を収録。名手がおくる傑作ブラックユーモアミステリー。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。76年『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。80年『愛妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
28
ブラックユーモアな4つの作品収録の短編集。最初の『私への招待状』が面白かった。そう展開していくのかと。 私への招待状/恋愛届を忘れずに/町が眠る日/私からの不等記号2016/08/27
リサ
10
4つの短編集。冷静に考えて怖いなと思うのは、話に出てくる登場人物たちが電車に乗ったらすぐ隣の席にいそうな、ごくごく日常にいそうな人たちということ。例えばそう、同僚、上司、近所の人など。日常でこんなにあっさり殺人が起きてたらやっていられないけど。面白かったです。2020/08/07
蕭白
8
シニカルなお話が多かったです。2015/12/09
wearex
3
こういうさりげない赤川次郎がとても読みやすい。2022/08/08
みか
2
ブラックでした(~_~;)2016/06/12