実業之日本社文庫<br> 小説家 森奈津子の妖艶なる事件簿―両性具有迷宮

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実業之日本社文庫
小説家 森奈津子の妖艶なる事件簿―両性具有迷宮

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  • サイズ 文庫判/ページ数 495p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408552378
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

宇宙人の手によって、股間に男性器を生やされた美人作家・奈津子。さらに周囲で女子大生連続殺人事件が…。衝撃の長編ミステリ!

内容説明

宇宙人に、男女両方の性をあわせ持つ身体にされた美人作家・森奈津子。これ好都合と新たな趣向の性生活を楽しんでいた矢先、彼女のもとへ女子大生連続殺人事件のニュースが舞い込む。なんと被害者たちは奈津子と同じく男性器を有する女性だった。犯人の目的とは?うら若き乙女を救うため、奈津子が過激に優雅に活躍する。官能×SF×本格ミステリ!?衝撃の傑作長編。

著者等紹介

西澤保彦[ニシザワヤスヒコ]
1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。95年に『解体諸因』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coco夏ko10角

23
華麗なる事件簿の方があんな感じだったから分かってたけど今回も官能部分すごかったー。ミステリーは途中ちょっと期待してしまったこともあってがくっ、と。そして解説に森奈津子さん。2016/12/16

キラ@道北民

23
「七回死んだ男」が面白く、読友さんにこれもいいよ!とコメント頂き素直に借りてきて読みましたが、何ですか、これはΣ(゚艸゚〃)官能×SF×ミステリー。実在の作家の名前が出てくるし、なんという設定!こんな小説も書く方なんですね〜。世の中いろいろな方がいるものだと、まだまだ知らない世界があるものだと思いました。次はもっとポピュラーな作品を読みます。2016/02/09

浅木原

5
身内ネタのふたなりエロ同人小説を商業出版とか、商業媒体でこれを書いた西澤保彦も、出版した双葉社も、再刊した実業之日本社もどうかしてるぜ! 正気かよ! え、連城の『ため息の時間』みたいなもん? そう言われればそうかもしれない。一応ミステリの皮は被ってる(ふたなりだけに)けどまあ中身はホントにふたなりエロ同人小説以外の何物でもない。いつものジェンダー論も含めノリノリで書いてるのはよくわかるけど本家森奈津子の『スーパー乙女大戦』同様この内容で480ページはさすがに読んでて疲れた。2015/07/25

ジョン・ドゥ

3
作者の作風って全然知らないけど同人誌的な内容だけにファンからは批難の感想になりそうだね。作品は作家の自慰行為だから別に気にしないけど。 内輪ネタや中途半端なエロ展開いらないんじゃない?最後のオチで犯人の秘密の暴露が無く想像で締めるイヤボーン展開で京極の関口君の小説かよ!全然スッキリしないwまさに人生とは恥辱プレイと見つけたり。そんな感じですね 2015/06/21

mercury

1
宇宙人の手違いで期間限定の両性具有になってしまった百合小説家が巻き込まれる連続殺人事件。最後に犯人が明らかになるがミステリーとは言い難い。エロチックファンタジーというくくりかな2016/03/09

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