出版社内容情報
遊園地に自殺志願の女性現る!?「私の役目は終わりました――」微笑む彼女は一体何者? ロングラン花嫁シリーズ文庫最新刊!
内容説明
親友の神田聡子と遊園地を訪れた女子大生・塚川亜由美。平和な休日も束の間、ジェットコースターのレールの上に謎の女性、木村みずえが現れて園内は大パニックに!みずえを助けたお礼として彼女の勤める宝石会社の社長から贅沢にもてなされた亜由美だが、この組織にはお金を巡る深い闇がありそうで―。表題作ほか「花嫁は今日も舞う」を収録
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。76年『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。80年『愛妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。08年にはデビュー以来の著書が500冊を突破という金字塔を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
17
花嫁シリーズ。『崖っぷちの花嫁』ジェットコースターのレールの上に女性が!な始まり。話はつまらなかったわけじゃないんだけど、他のシリーズにこの話をもっとうまく動かせそうなのがありそう。そういう意味では『花嫁は今日も舞う』の方が亜由美の魅力やドン・ファンの活躍が感じられてよかった。2022/12/03
ちび
10
母から借りた本。 そうですよね。シリーズものですよね。 2話入っていて、シリーズ読んでなくても1話完結型で事件は解決するんだけど、亜由美と犬のドン・ファンの位置付けが分からないまま2話目に入っちゃった感じが残念でした。 軽くてあっという間に読み終わるミステリー作品でした。2016/01/08
ますみ
3
今回の花嫁シリーズは、2作とも花嫁になりきれなかった女性のお話。ちょっと寂しいかも。2016/06/04
はなくま
3
2作とも面白かった。花嫁シリーズにしては内容が濃くて読みごたえあり。「崖っぷちの花嫁」では社長をかばうべく社員たちが悪事に手を染め、「花嫁は今日も舞う」では怪我で引退したバレリーナを巡り、真実と虚像が錯誤する。2015/09/12
Yoshi
1
憧れてるだけじゃ、上手くならない! 練習、練習、練習! すべては練習にどれだけ打ち込むかにかかっている。2022/06/15