内容説明
品川沖に突然海坊主が現れたという。続けて仙台堀では河童も。若き蘭学者・岩永淳庵は辰巳芸者の豆吉とともに、謎の解明に推理をめぐらせるが、そこには思いもよらない真相が隠されていた…。江戸の町で起きた難事件、怪事件を当時の最新科学・蘭学を駆使して解明し、さらに意表を突く展開が読者を驚嘆させる、滅法面白い時代“科学”ミステリー!
著者等紹介
平谷美樹[ヒラヤヨシキ]
1960年岩手県生まれ。大阪芸術大学卒業。中学校の美術教師を勤める傍ら、創作活動に入る。2000年『エンデュミオンエンデュミオン』でデビュー。同年『エリ・エリ』で第1回小松左京賞を受賞。14年、第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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