内容説明
通勤客でごったがえす朝の西武新宿線高田馬場駅のホームで、若い女性が刺殺された。周囲の状況からストーカーが犯人とされ、警視庁捜査一課の西本刑事の友人が逮捕される。被害者は、公益法人「交通事故調査会」の職員で、昨秋に起きた北陸本線の特急サンダーバード脱線転覆事故を調べていた。十津川警部の捜査と並行して、友人の無罪を信じた西本は独自に動き出す!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京都生まれ。公務員生活ののち、数々の職業を経ながら創作活動を続け、63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞。2004年日本ミステリー文学大賞を、10年長谷川伸賞を受賞した国民的作家。12年には著作が500冊を突破した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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