• ポイントキャンペーン

実業之日本社文庫
堕落論・特攻隊に捧ぐ―無頼派作家の夜

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408551555
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

無頼派作家、酒と文学――「堕落論」「白痴」など名作と、安吾、太宰治、織田作之助が集まった鼎談「歓楽極まりて哀情多し」収録。

人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ。

安吾の言葉が私の人生を支えている――西川美和(映画監督)
戦後無頼派の代表的作家・坂口安吾の代表作と酒にまつわる小説・エッセイ等を多数収録したオリジナル作品集。戦後の文壇に新風を吹き込んだ「堕落論」などのエッセイはじめ、「白痴」「桜の森の満開の下」などの代表的小説、GHQの検閲により削除された幻のエッセイ「特攻隊に捧ぐ」、安吾、太宰、織田作が女について奔放に語る鼎談「歓楽極まりて哀情多し」文庫初収録。

【収録作品】
■堕落論
■堕落論 [続堕落論]
■白痴
■戦争と一人の女 [無削除版]
■真珠
■特攻隊に捧ぐ
■わが戦争に対処せる工夫の数々
■青年に愬う――大人はずるい――
■朴水の婚礼
■桜の森の満開の下
■木枯の酒倉から
■――聖なる酔っ払いは神々の魔手に誘惑された話――
■酒のあとさき
■ちかごろの酒の話
■歓楽極まりて哀情多し
■反スタイルの記
■机と布団と女
■大阪の反逆
■不良少年とキリスト
●作品解説 七北数人

内容説明

戦後無頼派の代表的作家・坂口安吾の代表作と、酒にまつわる小説・エッセイ等を多数収録したオリジナル作品集。戦後の文壇に新風を吹き込んだ「堕落論」などのエッセイはじめ、「白痴」「桜の森の満開の下」などの代表的小説、GHQの検閲により削除された幻のエッセイ「特攻隊に捧ぐ」、安吾、太宰、織田作が女について奔放に語る鼎談「歓楽極まりて哀情多し」収録。

目次

堕落論
堕落論―続堕落論
白痴
戦争と一人の女―無削除版
真珠
特攻隊に捧ぐ
わが戦争に対処せる工夫の数々
青年に愬う―大人はずるい
朴水の婚礼
桜の森の満開の下
木枯の酒倉から―聖なる酔っ払いは神々の魔手に誘惑された話
酒のあとさき
ちかごろの酒の話
歓楽極まりて哀情多し
反スタイルの記
机と布団と女
大阪の反逆
不良少年とキリスト

著者等紹介

坂口安吾[サカグチアンゴ]
1906(明治39)年新潟市生まれ。30年、東洋大学文学部印度哲学倫理学科を卒業後、アテネ・フランセに通う友人らと同人誌『言葉』を創刊。翌年、処女作「木枯の酒倉から」や「風博士」などのファルス(笑劇)短篇が牧野信一の激賞を受け、文壇デビューを果たす。戦後、「堕落論」と「白痴」で一躍流行作家となり、太宰治、織田作之助らとともに無頼派と称される。純文学だけでなく、幻想小説「桜の森の満開の下」、推理小説「不連続殺人事件」、歴史小説「信長」、ルポルタージュ「安吾巷談」など、どのジャンルでもエポックを画する作品を著したが、55(昭和30)年、脳出血により死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

ユミ

34
織田作之助・太宰・安吾の2回目の貴重な対談を収録。「小股のきれあがった女とは」太宰「小股ってアキレス腱じゃないか」意味不明である。「八つの女の子がいい」衝撃ロリ発言の安吾。祇園での遊び方のルールを教える織田作に「嘘教えてる」「嘘教えてる」と二度突っ込む太宰。彼らは酔っているのだろうか。かなり笑った。この対談が読みたくて本書を購入したので収録されてる安吾さんの傑作選はまたゆっくり読みたいと思います。表紙は安吾お気に入りの写真とのこと。たしかにシブかっこいいです。2015/08/25

テツ

27
三島由紀夫が安吾を評して「彼には未来も過去もなかった」的なことを書いていたが(肯定的にね)安吾の生み出す文章を読んでいるとそれが何となく理解出来る。堕落論から滲み出る人間という存在への愛と信頼。人間は堕落しきることなんて出来ないと言い切れる強さ。それはロマンチシズムに逃れず今この瞬間だけを見つめて生きる人間にしか達することの出来ない類の強さなんだと思う。織田と太宰との対談からもなんとなく人柄が伺えるな。坂口安吾好きには強烈にオススメ。2017/10/10

3
安吾の幕の内弁当。戦争と一人の女以外は、どこかで読んでいるはずなのだか。ガキの時に斜め読みしていたものが、いまさら身に染みる。あれやこれやと肴にして楽しめる。一番は、太宰、織田作との鼎談だな。2014/01/28

Takashi Kubo

1
大阪の反逆の中で述べられる文学論に納得。桜の森の満開の下は今回初めて読みました。もっと他の作品も読みたいな。2014/04/12

k2ro

1
戦後すぐに書かれた「堕落論」は、これまでの考えや価値観を取り払い本当に人間らしい生き方を取り戻せ!と訴えている。戦後ではない災後の現在に読んでもしっくりくる感じ。 無頼派三人(太宰、坂口、織田)の座談会がバカバカしくて面白かった。2014/03/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7837799

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社トリスタ」にご確認ください。