内容説明
人気女優・白瀬美保のマネージャーが異常な手段で惨殺された。美保は「私は48時間以内に殺される!」と書き残し失踪。ネットには「私は広島にいます。きょう麻薬の山。たすけて」という謎のコメント。狂言か真の誘拐か。女優を追って広島へ飛んだ志垣警部を嘲笑うように第二の殺人。和久井刑事も合流して猟奇殺人解明の舞台は、道後温泉、そして美しい島なみの瀬戸内へ…。
著者等紹介
吉村達也[ヨシムラタツヤ]
1952年生まれ。一橋大学商学部卒業。ニッポン放送ディレクター、扶桑社編集長を経て、1986年『Kの悲劇』でデビュー。1990年専業作家に。志垣警部&和久井刑事のコンビをはじめ、朝比奈耕作、氷室想介、烏丸ひろみの各推理シリーズ、ホラー作品、さらには英語学習の著書から舞台脚本など、個性的な執筆活動を展開。225冊の著作を遺し、2012年5月14日、急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミーママ
45
図書館の本📚 温泉殺人事件シリーズ。再読。 面白かった‼️ 次も自分が行ったことのある温泉地のものがあれば読みたい。 2020-12020/01/12
coco夏ko10角
24
温泉殺人事件シリーズ。この前初めて志垣警部と和久井刑事コンビが登場する『白川郷 濡髪家の殺人』を読了しシリーズに興味を持って。今後入手順にのんびり。 人気女優のマネージャーが拘束された状態で餅で窒息死、捜査は広島・松山・瀬戸内へ…。誰が何を知っていて何をしたのか?真相には考えてしまう部分もあり、この事件を扱った裁判小説が読みたくなった。2019/12/13
mercury
5
有名女優のマネージャーが唐辛子と餅を喉につまらせて殺され、ダイイングメッセージはエクソシスト。なかなか期待させるオープニング。探偵役の警視庁捜査1課志垣、和久井コンビも楽しい。何人もの人が殺されるが背景のからくりはかなり変わっていて、面白かった。2015/03/26
ag0514@だが断る👼
2
☆☆☆★若干のホラー要素あり。志垣警部と和久井刑事の絡みが、少なめで残念。タイトルは、工夫が欲しかった。 餅を使った殺人方法は、個人的にはユニークでよかった。
わんこち君
2
う~ん。吉村作品としては今一つ感動しませんでした。2013/05/05