実業之日本社文庫<br> 完黙

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実業之日本社文庫
完黙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408551050
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

定年間近で交番勤務の巡査部長、所轄に飛ばされた元捜査一課のエリート刑事、はじめての捜査に空回る新米女刑事、容疑者に惚れるアナーキー刑事、家族より仕事を選んだ警視庁の窓際警部補―日の当たらない場所で、もがき、諦め、鬱屈した感情ややり場のない情熱を抱えながらも、職務に生きる。非エリート警察官たちの姿を緻密な筆致で描く、人情系警察小説短編集。

著者等紹介

永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
1960年鹿児島県生まれ。週刊誌記者、ノンフィクションライターを経て、2000年に『サイレント・ボーダー』で小説家デビュー。事件現場で培われた取材力を武器に、サスペンス、警察小説を多数発表。三億円事件を題材にした『閃光』は映画化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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yanae

18
父から借りた本。刑事小説の短編集。「うまくいっていない刑事」が各話の主役。 初読みの作家さんだったのですが、文章は読みやすかったです。話自体も最後はほんわか明るく終わる感じもあって。スラスラ読めました。たまたま隠蔽捜査シリーズを読んですぐコレを読んだので、インパクトが弱かった!時期が悪かった(笑)個人的な話で申し訳なし。2013/08/06

シ也

16
鮫島警部、合田雄一郎、姫川玲子... とまあ、ヒーロー風の警察官は警察小説にたくさんいる。しかし、本作はあえてそれとは真逆の「エリートコースを外れた警察官」が主人公の作品で面白い。エリートコースを外れたといって不正に走った訳ではない。ただ、アル中だの公安のS(スパイ)に手を出しただの、ちと残念なだけである。だからこそ主人公の刑事たちの活躍が生き生きとして見える2015/07/12

尾塚

9
出世街道につまずいた警察官たちにの短編5話。それぞれ異なった味わいがある話で楽しめました。表題の「完黙」も意外な展開で面白かったが、印象的だったのは「昔の男」。女性刑事と昔の男の関係が異様な。現実的にはちょっと信じられない気がします。警察小説もいろいろと工夫があっていいですよね。面白かった。2015/08/06

太田青磁

8
道を踏み外し一線から現場に回された刑事や新米刑事の感情を描く良作。「秘密捜査」酒が人を変えてしまい所轄に回された刑事が断酒会で得た情報を執念で追う。「昔の男」亡き父の想いを胸に女性ながら刑事を目指す竹内、ターゲットはなんと告白されたこともある昔の同級生。「完黙」公安刑事の裏でSとして働く完黙を貫く美女、事件刑事は仮面の裏の素顔に迫ります。2013/05/14

ワンモアニードユー

5
永瀬隼介さんはこんなによい作家さんだったのですね。北上さんの解説に激しく同意。「サイレントボーダー」「ポリスマン」ともすごく面白いストーリーなのですが、盛りすぎててまとまりきっておらずに胸焼け感を抱きます。しかしこの短編集はシンプルな直球勝負なので、面白さだけが際立っています。珍しい警察小説ですし、読んで損はありません。いや、良い本にあたりました。2016/02/07

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