実業之日本社文庫
東海道五十三次殺人事件―歴史探偵・月村弘平の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408551012
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

若き歴史研究家の月村弘平は、雑誌の取材のために訪れた箱根の旧街道で、女装をした中年男性の死体を発見。一方、月村の恋人でもある警視庁刑事の上田夕湖は、品川で起きた変死事件の捜査を始めていた。二つの事件の謎を解く鍵は東海道五十三次にあると推理した月村だが、その後も次々と旧東海道の宿場町で事件が…時代小説で人気沸騰の著者が挑む現代ミステリー。

著者等紹介

風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年福島県生まれ。立教大学法学部卒業。93年『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年第1回北東文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

74
珍しい現代モノミステリー。時代小説に比べ事件そのものは重たい感じがあるけど、登場人物の雰囲気はライトで読みやすい。なかなか楽しみなシリーズかも⁈2021/06/24

りょうこ

45
(´・ω・`)もう少しガッツリミステリーかと思ったら結構ライトだった。なのであっさり読めた!シリーズものなので次も読む!キャラは好きです。2014/08/25

Norico

37
風野さんといえば、時代小説なイメージだったので、現代モノにびっくり。東海道五十三次が舞台の連続殺人…想像がつきにくかったので、できれば挿絵で広重の行書版はいってたらよかったなぁ。月村さんのほのぼの感がよいです。2016/02/14

はらぺこ

31
静かというか優しいというかハラハラドキドキしない雰囲気のミステリーでした。物足りない気もするが嫌いじゃない。2015/12/24

Book・CaFe

21
風野真知雄さんの作品は初めて。帯に書かれていた【旅と歴史とイケメン探偵】というタイトルで即購入。現代ミステリーの随所に歴史的要素が織り込まれていて楽しかった。トリックも意外だった。テンポよく読めるミステリー小説だった。2013/02/26

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