内容説明
若き歴史研究家の月村弘平は、雑誌の取材のために訪れた箱根の旧街道で、女装をした中年男性の死体を発見。一方、月村の恋人でもある警視庁刑事の上田夕湖は、品川で起きた変死事件の捜査を始めていた。二つの事件の謎を解く鍵は東海道五十三次にあると推理した月村だが、その後も次々と旧東海道の宿場町で事件が…時代小説で人気沸騰の著者が挑む現代ミステリー。
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年福島県生まれ。立教大学法学部卒業。93年『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年第1回北東文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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