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実業之日本社文庫
荒俣宏・高橋克彦の岩手ふしぎ旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408550930
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

内容説明

ふるさと岩手をこよなく愛する作家・高橋克彦が、畏友である博物学者の荒俣宏と岩手県内のふしぎなスポットを3回にわたって縦横に歩きまわった。そこで見たもの、聞いたもの、感じたものを現地で語り合うなかで浮かび上がってきたこととは?意図的に隠されながら、歴史の中で忘れ去られた東北の真実の姿がいま解き明かされる。歴史好き、旅行好き必読の一冊。

目次

岩手・県中央部を歩く(ドキュメント 岩手ふしぎ旅;対談 “発掘”蝦夷の国の文化と歴史 盛岡編;盛岡周辺注目スポット ほか)
岩手・県南を歩く(対談 平泉から遠野へ 県南文化の表裏 平泉編;対談 遠野から東和へ 民衆の習俗と信仰 遠野編;平泉周辺注目スポット)
岩手・県北を歩く(対談 県北の秘められた暮らし 二戸編;二戸周辺注目スポット;岩手の歴史を彩るヒーローたちの魅力と謎 ほか)

著者等紹介

高橋克彦[タカハシカツヒコ]
1947年岩手県釜石市生まれ。ホラーから歴史、伝奇小説まで幅広いジャンルで活躍する、現代日本エンターテインメント小説界を支える第一人者のひとり

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年東京都生まれ。1987年、小説『帝都物語』がベストセラーとなり、同作品で日本SF小説大賞を、89年には『世界大博物図鑑第2巻 魚類』でサントリー学芸賞を受賞。膨大な知識を駆使して神秘学、博物学、風水など多分野にわたり文筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

75
2012/10/5 Amazonより届く。2016/3/10〜3/13知の巨人、荒俣宏さんと高橋克彦さんが二人で岩手県内の名所旧跡を訪ねて、古に想いを寄せる。このお二人は噛み合わせが良いなぁ。岩手は昔一度中尊寺には行ったが、黒石寺などは知識不足で訪れなかった。是非もう一度周りたい。2016/03/13

こばまり

56
すこぶる面白さなのだが、古代・中世史の素養があればもっと楽しめるのにとしょんぼりしつつ、ややオーバーヒート気味に読了。いつかこの本を片手に岩手を旅してみたい、必ずや。2021/10/03

ヒデキ

46
私の大好きなお二人の岩手旅行記です。 創作者であるお二人にとって、 東北の文化や歴史は、敗者であるがために 多くを失ってしまい、目の前のモノの意味が、 キチンと伝わっていないと高橋さんは、言われています。 恐らく、全国の色々なとこである歴史の分断が、顕著にある岩手の地は、是非、行ってみたくなりました2023/02/03

かっぱ

37
博覧強記・荒俣宏氏、岩手県出身の作家・高橋克彦氏による岩手不思議旅。三ツ石神社に残る鬼の手形。これが岩手の地名の由来とされる伝承のひとつ。埋もれたリアル「幽霊画」の名作を発見、現世的な富を描いた「供養絵額」のおもしろさ、そして「密銭(偽金)」作り。柳田国男の「遠野物語」にはない隠された民俗学の数々。金色堂の下の藤原清衡、基衡、秀衡、泰衡(のみ首級)のミイラ。ミイラが残っていると死因が分かる。それぞれ脳溢血、骨髄性脊椎炎ないし脊椎カリエス、脳腫瘍か脳溢血(泰衡は斬首)。岩手には千以上の民俗芸能があるそう。2018/07/08

しーふぉ

20
旧所、名勝いくつか行きたい場所が出来た。蘇民祭の黒石寺行ってみたい。2022/07/12

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