内容説明
親友の父親・松川に思いを寄せる女子大生の理名。しかし、松川はメールのやりとりをきっかけに、まだ見ぬ恋愛小説家・まりもに恋してしまった。まりもは、二度と会うことのできない元恋人・真人を忘れられずにいる。真人はそのころ…。かなわぬ恋、ひとめ惚れの恋、忘れられない恋。八人の男女が織りなす六つの恋物語。文庫オリジナル、「お手紙編」を収録。
著者等紹介
小手鞠るい[コデマリルイ]
1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。1993年「おとぎ話」で、第12回「海燕」新人文学賞、2005年『欲しいのは、あなただけ』で第12回島清恋愛文学賞、2009年、原作を手がけた絵本『ルウとリンデン旅とおるすばん』(絵/北見葉胡)でボローニャ国際児童図書賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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pandakopanda
7
短編6篇。表紙買い。ちょっと思っていたのとちがうかも。あまり心に響きませんでした。中学生くらいの子が読んだらキュンとするのかしら。番外編と読者の体験談のほうが面白かったです。2014/02/11
cithara
4
いまをときめくカスヤナガトさんの表紙に惹きつけられて買ってしまった。小手鞠るいさんの小説は個人的に大好きなのだけど、時折こっ恥ずかしいフレーズを折り込んでくるのがどうにも… 『恋-誰かを好きになる、というその気持ちは、ものすごく大切なもの』と迷いなく書き記す小手鞠さんが私には少し眩しい。彼女は実際にアメリカ在住らしい。ときどきニューヨークのきらきらした光や風を感じそれは心地よかった。章ごとに登場人物がくるくると変わっていく仕掛けはすごく好き。『お手紙編』は実際に小手鞠さんがもらったものだろうか?2015/06/05
Teruji Shinozaki
3
表紙買いです。 ちょっと難しかったです。2012/08/16
ありんこ
2
表紙借り。ほんわかした話でした。2012/09/02
T. Sakita
2
30分の時間つぶし。恋する乙女(笑)が読んだら違うのだろうけれど。2012/08/20