実業之日本社文庫<br> 上杉かぶき衆

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実業之日本社文庫
上杉かぶき衆

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408550565
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

知将・直江兼続に請われ、上杉家に仕えることとなった、天下御免のかぶき者・前田慶次郎、兄・兼続への憧れを終生抱きつつ、最後に叛旗を翻した大国実頼、上杉謙信に直々に戦を学んだ正真正銘のいくさ人・水原親憲…兼続の下に集まり、当主・上杉景勝を盛り立てた、戦国の「もののふ」たちの壮烈なる生き様を見事に描き切った、「天地人」外伝、待望の文庫化。

著者等紹介

火坂雅志[ヒサカマサシ]
1956年新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て88年『花月秘拳行』で作家デビュー。直江兼続の生涯を描いた『天地人』(上・下)が2009年のNHK大河ドラマの原作となり、同作で第13回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆エンジェルよじ☆

23
景勝、兼続主従に惚れて、謙信直伝の戦法を伝える老武士等上杉家の人達の短編集。『甲斐御料人』は可哀想だったな。2020/03/09

スー

18
37戦国末期の上杉家の短編集、最初は大ふへん者の前田慶次郎でもう60歳を越えているが髪を染め奇抜な格好だが槍を振るえば天下無双、しかし押し掛けて来た末娘に手を焼く慶次郎が微笑ましい。次は傑物の兄、直江兼続の下で劣等感にさいなまれる大国実頼の苦悩、家の為に他国に人質や妻に送り出され翻弄された上杉三郎景虎と信玄の娘菊姫このふたりの物語は悲しかったです。北条家再興の夢を賭け上杉にやって来た上泉泰綱、徳川のスパイ本多政重、そして初陣が第四回川中島の合戦という水原親憲の謙信の教えを受けた古武士の生き様はお見事でした2021/03/09

あっこ

18
武士が武士らしく生きられた時代はこの辺りまでだったのだろう。一生をかけてもよいと思える漢に出会えて、共に戦えた人生を送れた彼らに悔いはきっとなかったと思う。2015/05/19

naolog

10
上杉と聞くとつい越後のほうを思いますが、本作は会津や米沢に行ってからの話。2020/03/10

ayafuya-papa

7
「天地人」外伝!直江兼続の下に集った前田慶次郎を始めとするかぶき者たち7編からなります。上杉家に関わった人達の生き様や直江兼続への視点の広さが非常に面白く、登場人物たちに覚えがある所なので、一気読みしてしまいました(^_^) 「天地人」を読んだ方は、続きとして読むべきですね。火坂雅志さんの作品はリアリティを大いに感じることが出来てものすごく面白いですね2016/06/26

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